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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4241チバQ:2014/05/17(土) 10:57:16
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20140517/CK2014051702000022.html

南部定数6減案が可決 県議会、19年選挙から適用














2014年5月17日






定数と選挙区の見直しに関する条例改正案の採決で、起立する賛成議員=県議会議事堂で


写真


 県議会は十六日、選挙での「一票の格差」是正のため南部の定数六減を柱とした選挙区と定数の見直しに関する条例改正案を、本会議で賛成多数で可決した。「県民への周知期間が必要」として二〇一五年四月の次回選挙は見送り、一九年の次々回から適用。改正条例は一五年五月一日、施行される。


 いずれも定数二の尾鷲市・北牟婁郡、熊野市・南牟婁郡、度会郡、多気郡と伊勢市(定数四)が一減、鳥羽市(同一)と志摩市(同二)を合区して定数二にする。定数は四五となり、選挙区も一つ減り十六になる。


 一票の格差は、議員一人当たりの有権者数の差を示す。県内では最多の亀山市と、最少の尾鷲市・北牟婁郡の差が2・64倍と、全国の都道府県議会で九番目に高い。改正により最少選挙区は三重郡となり、1・60倍に縮小される。


 採決では、議長を除く四十九議員(欠員一)のうち、新政みえ(二十四人)と鷹山(三人)が賛成。公明党(二人)とみんなの党(一人)が反対。自民みらいは十四人が賛成、四人が反対、一人が退席した。

◆格差是正「苦渋の選択」


 今回の改正案は、選挙区調査特別委員会が二十二回もの議論を重ねて練り上げたが、すっきりした決着とはいかなかった。


 この日の本会議では、反対だけでなく賛成討論をした二議員からも疑問符が付いた。一減となる度会郡の村林聡議員(自民みらい)は特別委の一人。「度会郡も合区か定数減かを迫られ、苦渋の選択だった。これ以上、南部で減らすのは限界だ」と訴え、北川裕之議員(新政みえ、名張市)も「一人区が増えると、有権者の多様な意見が反映されなくなる」と危ぶんだ。


 疑問は県民からも出ていた。素案をまとめた後に募集したパブリックコメントは「異例の多さ」とされる三百八十二件が寄せられ、ほとんどが再考を求める意見だった。結果を受け、特別委は予定を二カ月延ばし、五月まで議論を続けたものの、意見を反映して案が修正されることはなかった。


 それでも過半数の議員が賛成したのは、「一票の平等性を確保することを優先した」(北川議員)からだ。前回、二〇〇〇年の定数見直しでは、津市や四日市市など北部の四選挙区で定数を一ずつ削減。過疎や高齢化といった特殊な課題があって議員の確保が必要だとして、南部は据え置かれた。


 しかし、都市化が進む北部との人口差は広がるばかり。議員一人に対する有権者数が北部の選挙区に比べて南部が少ない状況をこれ以上、見過ごすには限界があった。県の厳しい財政状況から、北部を増員して格差を解消することは県民の理解が得にくいため、南部にメスを入れざるを得なかった。


 特別委の舘直人委員長(新政みえ、三重郡)は「今後も、県民の意見が反映される仕組みに向けて見直しは続ける。地元以外の選挙区の課題でも、全議員が責任を持って対応する」と話した。

(添田隆典)


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