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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4223チバQ:2014/04/22(火) 20:29:06
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31123
伊那市の未来図【4】 観光振興
更新:2014-4-17 6:00  伊那市の高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが見頃を迎え、今年も多くの観光客でにぎわいをみせている。30日までのさくら祭りの期間中、市は25万人の来場を期待する。華やぐ雰囲気の中、愛知県一宮市から訪れた30代の女性3人組は「一面に広がる桜が素晴らしいですね」と絶賛。「信州そば発祥の地」のパンフレットに「知らなかった。駒ケ根でソースかつ丼を食べてきてしまいました」と苦笑いを浮かべた。

 県のまとめだと、2012年に市内の主要観光地を訪れた観光客は延べ約166万人。県全体の2・0%にとどまる。県内客と県外客の比率は、県全体の3対7に対しほぼ5対5で、日帰り客の比率は県全体の62・9%に対し87・6%を占め、県内で最も高い水準となっている。この状況を反映し、観光消費額約36億円は県全体の1・2%だ。

 市はリニア中央新幹線の整備効果を最大限に生かそうと、観光振興を重点課題に位置付ける。観光振興とともに観光の産業化と雇用創出を進め、人口減少対策にも結び付けたい考えだ。

 3月には、今年度から3年間に取り組む具体的事業を定めた観光実施計画(アクションプラン)を策定。高遠をはじめとする「桜」のほか、今年国立公園指定50周年を迎え、日本ジオパーク認定を受けた南アルプスを中心とした「山」、「信州そば発祥の地」を宣言したそばやローメン、ソースかつ丼などの「食」を市観光の「重点柱」とし、集中的な事業展開を進める方針を示した。年間観光客200万人、観光消費額42億円を3年後の目標に掲げる。

 これと並行し、昨年度から「農家民泊」を取り入れた学習旅行の誘致を本格化。都市部や海外の学校をターゲットに誘客を進めており、昨年度は海外から16校・503人が伊那市を訪れた。来年には大阪府の中学校が修学旅行で訪問することも決まった。市は150人規模の受け入れを目指し35軒の農家を確保する目標で、これまでに26軒が受け入れに必要な簡易宿所許可を取得した。

 観光の「産業化」について市観光課は、そばを例に「地元産の粉を使い、薬味に特産化を進める『内藤とうがらし』や辛味大根を使うなど、力を入れる分野の裾野を市内のさまざまな産業に広げること」と説明。農家民泊についても、将来的には農家が独自の組織を設立して運営する「民営化」を目指すとする。

 「伊那市は全国的に知名度が低く、短期間で宿泊者を増やすのは難しい。質の高いサービスの提供を重ねることで、中長期的に『コアなファン』を増やしたい」。

 事業者や地域と理念を共有し、粘り強い取り組みに結び付けられるか。コーディネーター役としての市の力量が問われる。


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