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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4202チバQ:2014/03/30(日) 19:59:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140328ddlk24010327000c.html
8万都市の針路:市制60年名張市長選/下 人口減少 /三重
毎日新聞 2014年03月28日 地方版

 ◇空き家の解消促進へ 子育て世代呼び込もう
 「若者が入居するかは、子育てに必要な保育園などを行政がどこまで支援するかに懸かっている」。高齢化率が34%に達し、名張市平均(25%)を上回る桔梗が丘自治連合協議会の野辺薫・広報委員長(72)は19日、桔梗が丘公民館で、こう指摘した。辻森保蔵会長(69)も「若い人が入ることは喜ばしい。協議会としても情報提供したい」と、空き家の解消を期待する。

 国勢調査によると、還暦を迎えた名張の1954年の人口は約3万1000人。1960年代から住宅開発が進み、90年代に7万人を突破したが、2000年の8万3291人をピークに減少。12年に8万人を割った。国の推計では名張市の2030年の人口は6万8597人、高齢化率36%とされ、人口減少対策は急務だ。

 中でも、市内で最も早く1963年に造成された桔梗が丘地区は深刻で、150〜200戸の空き家が点在する。比較的新しい桔梗が丘西の住宅は築20年、敷地約200平方メートルなら約1700〜2200万円前後。築30年では地区全体で約1000万円前後が相場という。

 空き家の解消と住民の若返りを目的とするのが、国土交通省が今年度から始めた「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」だ。家主が空き家をリフォームする場合、事業者を通じて100万円を上限に補助し、中古物件の流通を促す。1地区で5000万円まで予算が受けられる。リフォーム済みの家を買いやすくすることで、子育て世代を呼び込む効果も期待されている。

 このため、市内の企業や桔梗が丘の住民らが「名張中古住宅流通促進協議会」を設け、事業者になる申請を4月に行う。今年度の事業者には神奈川県住宅供給公社や「移住・住みかえ機構」など全国10団体が採択された。

 一方、四日市市は今年度、市独自に「モデル団地への子育て世帯の住み替え支援事業」を導入。買い主にリフォーム代金を最大30万円補助する。同市都市計画課は「市外から転入される子育て世帯に朗報」とPRする。

 名張市は国のモデル事業を活用し、市予算を使わないようにする「ゼロ予算」政策で厳しい財政を運営する。昨年11月、10万人都市に向け、市内の企業や市議らで設立した市民団体「名張10万人のまちづくり『わ』」の森孝司会長(50)は「ゼロ予算の活用も大事だが、名張に求められるのは目玉的な政策」と指摘。「雇用の場の確保と、教育や観光など魅力あるまちづくりを提言し、市と協働して人口流出に歯止めをかけたい」と訴えている。【行方一男】

〔伊賀版〕

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