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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4188チバQ:2014/03/23(日) 14:45:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140320ddlk20010018000c.html

「第3の都市」は今:3・30上田市長選/上 生き残り図る商店街 /長野

毎日新聞 2014年03月20日 地方版




かつてのにぎわいが失われた商店街=上田市の海野町商店街で

かつてのにぎわいが失われた商店街=上田市の海野町商店街で


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 ◇各店の努力に限界 店主ら「行政の協力」切望

 人口約16万人を擁する城下町・上田市は、長野市、松本市に次ぐ県内「第3の都市」。上田城や別所温泉、菅平高原などがあり、観光地としても知られる。東信地方を代表する都市だが、空洞化が進む中心市街地の活性化など課題もある。任期満了に伴う上田市長選(23日告示、30日投開票)を前に市の現状を探った。【福富智】

 JR上田駅前から続く商店街。平日の日中、アーケードの下を歩く人の姿はほとんど見られない。シャッターを下ろした店も目立つ。上田市の商店街で補聴器専門店を営む「海野町商店街振興組合」理事長、塚田昭彦さん(69)は「年末年始やえびす講の時などは、人があふれて歩道を歩けなかった」と往時を振り返る。繁華街として栄えたかつてのにぎわいはなく、車通りは多いが、歩行者は休日でも少ない。塚田さんは「目に見えて商店街を歩く人が減った」とため息を漏らす。

 市によると、商店街15地点で調査した平日1日の通行量は、2009年は2万1979人だったが、13年は1万6408人に減少した。中心市街地の4商店組合全約250店のうち空き店舗は約30店ある。郊外店への流出などが減少の原因とみられるが、商店街近くの日本たばこ産業(JT)工場跡地に11年4月にオープンした大型商業施設「アリオ上田」の影響もある。

 市によると、アリオの開業で商圏は長野や松本、軽井沢にまで拡大した。更に「上田市民も市内で買い物を完結できるようになった。若い人も集まるようになった」という。

 市は、同じ跡地に今年10月開館予定の交流文化芸術センターとアリオを中心に市内外から人を呼び込み、中心市街地で効果を共有したいともくろむ。しかし、アリオから海野町商店街までは徒歩で約15分かかる。塚田さんは「アリオに行った客がわざわざ商店街に足を運ぶことはない」と断言する。

 一方、中心市街地の居住人口は増えている。商店街に新築マンションが完成したことなどから、居住人口は09年の6846人から13年には7170人に増加。人口増を商店街活性化に生かし切れていないのが実情で、商店街も生き残りの方策を見つけようと懸命だ。「うえだ原町一番街商店会」理事で婦人服店を経営する畠中俊哉さん(53)は「品ぞろえは当然だが、客の話を聞くなど専門店にしかできないことをしなければならない」と強調する。同商店会のキャラクター「真田幸丸」など県内外のご当地キャラクターが参加するイベントの開催で活性化を図りたい考えだ。

 海野町商店街でも半世紀近く続く七夕祭りや、地元中高生の美術作品を展示するなど地域交流に取り組んでいる。それでも先は見えない。塚田さんは「商店街をどうにかしたいという気持ちはあり、各店が努力している。だが限界もある。行政の協力は必要だ」と訴える。


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