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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
4173
:
チバQ
:2014/03/15(土) 10:26:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140311ddlk17010621000c.html
2014知事選:「かがやき」の足元/1 農業と地域活性化 /石川
毎日新聞 2014年03月11日 地方版
◇自然の魅力、地域力で発信
「少しだけ、料理に使うのにちょうどいいんですよ」−−。能登町で農園を家族で経営する西中宏美さん(46)が調味料の小瓶を手に笑う。農園で収穫した唐辛子の粉末を瓶に詰めた「大辛なんば」だ。ゆずを混ぜるなど7種類あり、昨年は500本生産した。
西中さんは兼業農家で、夫は家業の建設会社の社長。農園の方は売り上げが伸びず、規格外のものを再利用し、話題になるような産品をと「大辛なんば」を考えた。
能登地域は里山が広がり、小さな田畑が多い。昔から少量多品目型の農業が営まれ、担うのは小規模の兼業農家だ。働き盛りの年代の夫婦が共働きで他業種で働き、祖父母が農作業に従事する世帯が多い。農林水産省の2010年度の統計で、農業就業者に絞める75歳以上の高齢者の割合をみると、農水省区分の「加賀地域」(かほく市以南の10市町)29%に対し、「能登地域」(同市より北の9市町)は35%に上る。
西中さんは「同年代には『農業は祖母に任せきり。自分の畑がどこにあるかも分からない』という人もいる」という。祖父母の世代が引退すれば、農業を継続できなくなるため、耕作放棄地が広がった。農水省の統計では、10年度の耕作放棄地面積は、加賀地域で1750ヘクタールに対し、能登地域は4344ヘクタールと2倍以上だ。
県が北陸新幹線の開業効果を県内全域に波及させようと、09年に策定した基本計画「STEP21」は、目標の一つに「農林水産業の振興」を掲げる。だが、西中さんは「能登と違い、加賀は大規模農場や専業農家が多い。農業振興には、各地域の事情に合わせた施策が必要」と指摘する。新幹線開業で増える観光客をにらみ、小規模農家の「大辛なんば」のような独自商品をつくる小さな取り組みにも行政が目を向けてくれたら、と思う。
◇ ◇ ◇
県内の各市町は、県外からの移住者に対し奨励金などで支援する定住促進策を実施している。制度を利用して移住した人の数は12年度で、県の区分の「加賀地域」(金沢市以南の7市町)の161人に対し、「能登地域」(金沢市より北の12市町)は93人。05年度からの統計によると、加賀地域は数年前の30人台から次第に増えているが、能登地域は12年度以外は20〜50人台にとどまる。
県の「STEP21」は「首都圏等との交流居住の取り組み強化」も目標に置く。観光で訪れた「都会の人」に我が町の良さを見せ、移住してもらう−−との市町の思いがにじむ。だが、10年前に米国から輪島市三井町の山あいの集落に家族で移り住んだデザイナー、萩野由紀さん(47)は「田舎暮らしに憧れる若者は多いが、現実は厳しい。少し滞在しただけでは日常の苦労は分からない」と複雑な表情を浮かべる。
萩野さんは地域の自然観察や、地元産食材での料理づくりなどを通じ、地域の内外の人と交流するグループ「まるやま組」を主宰。自宅や周辺で毎月、研究者や主婦、大学生など能登の里山に関心を持つ幅広い層が集う。
美しい自然に魅せられ、地域外の若い参加者が「輪島に住みたい」と打ち明けることもある。そんな時、萩野さんは「未経験で農業を始めても、すぐには軌道に乗らない。他に定職に就くにしても過疎地には好条件の仕事も少ない」と、厳しさに耐える覚悟を問う。
萩野さんが力を入れるのは地元小学生向けの自然観察教室。故郷の素晴らしさを伝えたい。やがて進学や就職で輪島を離れても戻ってきてくれたら−−。地道に地域の活力を維持することが、移住者が定住できる環境づくりにつながると思う。
× × ×
来年度末の北陸新幹線金沢開業で、東京との間を最短2時間半で結ぶ列車「かがやき」が走る。16日投開票の知事選を機に、新幹線開業が映し出す課題に焦点を当てる。
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