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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4158チバQ:2014/02/16(日) 10:40:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20140214-OYT8T01714.htm
永平寺町長選18日告示 「観光の町」再興へ岐路

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平日は行き交う人もまばらな永平寺の門前(永平寺町志比で)

 現職と新人の一騎打ちとなる公算が大きい永平寺町長選は18日に告示、23日に投開票される。曹洞宗大本山永平寺を中心とする観光関連が主要産業の同町だが、観光客は減り続け、町の人口減少と高齢化も進みつつある。町が直面する課題を追った。(吉田雄人)

■新幹線期待 

 東尋坊(坂井市)と並び県内屈指の知名度を誇る永平寺の昨年の参拝者数は約47万人。記録の残る1973年以降で初めて50万人を割った。ピーク時(大遠忌の年を除く)の91年は141万人で、約20年で3分の1にまで減った計算だ。

 門前の参道約500メートルには約45軒の土産物店や飲食店が並ぶが、かつて5軒以上あった宿泊施設は今は1軒だけ。客の減少で2011年に経営する旅館を廃業した土産物店経営井上隆二さん(51)は「昔はいつもごった返していたが」と嘆く。

 町は企業の慰安旅行など団体旅行の減少が主な原因と分析する。家族や友人との少人数旅行が主流になり、観光客のニーズも変わったが、門前町にコンクリートの建物が並ぶなど町並みなどの整備の遅れは否めない。永平寺門前観光協会の山口悦男会長(66)は、「時代に合っていないと感じることもある」と話す。

 町が対策に動いたのは3年前。景観を改善しようとアスファルト舗装の歩道を土に近い色に変え、助成金を出して商店の外側に格子を付けるなど外観を和風に統一した。しかし観光客の減少は止まらなかった。

 厳しい現状の中、町が期待をかけるのが1年後に迫る北陸新幹線金沢開業だ。町への観光客は今は中京、関西圏からが中心で関東圏からの客は全体の1割強。関東からの所要時間が短縮されれば、客が増えると期待し、1月から首都圏の駅でPR映像を流し始めた。町は官民一体で新幹線という追い風を生かせるかどうかの岐路に立っている。

■人口減 

 「医療費が無料で、保育料も安い」。2歳の子どもを育てる永平寺町谷口のパート従業員澤村美奈さん(24)の実感だ。町の保育料は県内17市町でも最低水準。最も高い所得税納税者区分での比較で3歳児以上を午後6時まで預ける場合、町の月額保育料は福井市(3万1600円)の約半額の1万6500円。医療費は中学卒業まで無料で、13年には小中学校の給食費無料化にも踏み切った。

 狙いは人口減少の歯止めだ。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、現在約2万200人の町人口は、40年には約1万7300人と約14%減少。高齢化率は現在の26%から33%に達する。全国的な課題ではあるが、観光以外に目立った産業がなく、福井市のベッドタウンの色合いが強い同町の場合、若い世代を呼び込めるかどうかは死活問題だ。

 手厚い支援にもかかわらず、町内7小学校の児童数は、合併時の06年度の1203人から毎年減り続け、13年度には1080人に。保護者の間では統廃合のうわさも飛び交う。町は学校の統廃合は避けて宅地造成などで人を呼び込み、児童を増やそうと検討中だ。

 町の活気を維持するために次の一手をどう打つのか。新町長の手腕が問われる。

(2014年2月15日 読売新聞)


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