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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4132チバQ:2014/01/25(土) 02:15:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140122ddlk21010088000c.html
県都の未来:2・2岐阜市長選/中 観光政策 /岐阜
毎日新聞 2014年01月22日 地方版

 ◇伸び悩む長良川鵜飼 15年、北陸新幹線延伸 客素通りに危機感
 岐阜市湊町の鵜飼(うかい)観覧船乗り場で昨年10月6日、乗船客10万人達成のセレモニーが開かれた。東日本大震災で観光客が減少した2011年より遅い達成だったが、細江茂光市長は「全国各地に鵜飼いはあるが、10万人を超える鵜飼いは長良川だけ」と満足げに話した。

 1300年の歴史があるとされる長良川鵜飼。市は岐阜城、織田信長と並ぶ観光の核と位置づける。だが、近年は乗船客の伸び悩みが続く。市の統計資料などによると、1973年の33万7337人を境に乗船客数は減少傾向が続いた。特にバブル崩壊後の90年代の落ち込みが顕著で、99年には11万人を切った。近年は11万〜12万人で推移していたが、13年の乗船客数は10万5002人で4年連続で11万人を割り込んだ。

 市は12年8月、13億円を投じ、鵜飼いの様子を最新の映像装置で紹介する展示室などを設けた「長良川うかいミュージアム」を完成させ、鵜飼い観光の新たな起爆剤にしようともくろんだ。しかし、オープンから1年間の有料入場者数は6万5500人。当初見込んだ17万人には遠く及ばず、昼はミュージアムで知識を蓄え、夜に観覧船に乗ってもらうという“当て”も外れた。

 対照的に、愛知県犬山市と各務原市の木曽川うかいでは東海初の女性鵜匠に注目が集まり、乗船客は前年比2割増し。過去5年間で最高を記録した。岐阜市内のホテル関係者によると、JR岐阜駅周辺に宿泊し、木曽川うかいに行く客も目立ったという。

 こうした状況に観光業界は危機感を募らせている。今後も岐阜市に観光客が来なくなる要素があるからだ。15年春に北陸新幹線・長野−金沢が延伸開業すれば、首都圏からの観光客が県内随一の観光地・飛騨高山へ県内を通過せず、北陸観光のルートに取り込まれてしまう可能性が高いという。

 市内で観光業に携わる男性は「市は歴史と伝統の上にあぐらをかいて、情報発信していない。うかいミュージアムなんて空き地を埋めるために作ったようなハコに過ぎず、新たな手立てを何も打っていない」と手厳しい。

 男性によると、東海北陸自動車道が全線開通した08年以降、移動時間が短縮されたことで、以前なら岐阜市内に1泊していた関西からのスキーツアー客が素通りするようになったという。

「北陸新幹線ができれば同じようになるのに危機感がない。市はもっと県と手を取り合って観光施策に取り組むべきだ」。男性はこう指摘し、さらに27年開業予定のリニア中央新幹線計画に触れて「観光行政は民間との連携が大事。我々と綿密に話し合う市役所作りをしてほしい」と注文を付けた。【道永竜命】


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