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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4010チバQ:2013/10/20(日) 21:21:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131019ddlk20010050000c.html
県都の針路:13秋・長野市長選/下 中山間地域と公共交通 利用者減少でも「必要」 /長野
毎日新聞 2013年10月19日 地方版

 長野市中心部から国道19号を松本方面へ向かい、途中、乗用車1台がやっと通れるほどの山道に入る。しばらく進むと長野市信更町の更府地区に出る。

 平日の午後4時ごろ。更府地区に1台のトラックが音楽を鳴らしながらやって来た。野菜や肉、魚、牛乳などの食料品を積んだJAグリーン長野の移動購買車「ひまわり号」だ。組合員の要望を受けて実現したもので8月26日に運行を開始。市内の中山間地域3地区の5コースを平日に日替わりで走り、約80カ所に停車する。

 移動購買車を利用する近くの女性(69)は「ここまで販売に来てくれるのでありがたい」と野菜や卵を買った。別の女性(45)は、普段は両親の運転する車で同市の安茂里や篠ノ井のスーパーに出掛ける。「運転免許を持っていないので便利」と牛乳とヨーグルトを購入。「バスは時間通りに来ないし、乗り継ぎが多くて運賃も高い」と不満を口にする。

 他の自治体と同様、長野市も少子高齢化・人口減の問題に直面している。バスや電車などの利用者は減少傾向で、公共交通機関の路線の廃止も生じている。昨年3月には長野電鉄屋代線(屋代−須坂、24・4キロ)が廃線となり、90年の歴史に幕を下ろした。

 市が9月26日に公表したバス交通などに関するアンケートによると、市民の移動手段は自動車が65%で最も多く、路線バスはわずか8%だった。バスを利用しない理由は「本数が少ない」「運賃が高い」といった意見が多数。だが、公共交通の必要性に関しては「現在でも必要不可欠」「将来は必要」との回答が9割近くあった。

 旧屋代線の区間は長野電鉄が代替バスを運行。バス路線のなくなった中山間地域などでは、市が民間に委託し、乗り合いタクシーやコミュニティーバスを走らせている。市交通政策課は「公共交通機関の利用者は減少しているが、できるだけ今のものを維持したい」という。それでも、乗り合いタクシーなどがいつまで続くかは不透明だ。

 信更町全体の人口は2430人(2012年7月現在)で高齢化率は41・4%。購買車で買い物をしていた女性は言う。「80歳以上でも運転している人は多い。公共交通機関がもっと整備されれば」。住民ニーズに応える政策が求められる。【福富智】


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