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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3693チバQ:2013/04/08(月) 23:49:02
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/nagoya-shicho2013/list/CK2013032302000274.html
庶民革命を問う(下)共闘の陰 国政に色気2013年3月23日

 「七月の参院選、一緒に勝負せんかね」

 名古屋市長の河村たかし(64)は最近、愛知県知事の大村秀章(53)をしきりに誘う。参院愛知選挙区で、一緒に独自候補を擁立する提案である。

 大村は「無理に決まっとる」とかわすが、二人の会話はこのところ、増えた。主な話題は、四月の名古屋市長選の情勢や、永田町のよもやま話。大村に近い県議が言う。

 「あの二人、また仲良くなったな」

 二人は二〇一一年二月の知事・市長選で共闘した。当時、大阪府知事だった橋下徹(43)が掲げた大阪都構想にならい、県と名古屋市を合体して司令塔を一人にする中京都構想も、共同公約に盛り込んだ。しかし当選後、けんかは絶えなかった。

 一二年一月、来る衆院選に独自候補を擁立しようと、大村が河村に知らせぬまま、東京都知事だった石原慎太郎(80)の周辺や、大阪市長に転じた橋下らと接触し「首長連合」を模索したことが発覚。八月も大村がやはり秘密裏に、橋下との仲を深めるために中京維新の会をつくったことが判明した。

 河村はそのたびに「イッツタイム トゥセイ グッバイ(さよならを言うときだ)」などとキレた。自分こそが石原や橋下と組める革命児だと自任し、一緒に衆院選に候補をたてようと期していたからである。

 それなのに、二人が別れぬ理由。河村本人が周囲に語っている。

 「わしは『総理を狙う男』だでよ」

 名古屋で、減税や議員の報酬削減などで市民にお金を還元する「庶民革命」を貫くのもいいが、やはり政治家として最後は国政で花を咲かせたい。

 でも、昨年十二月の衆院選で自ら率いる減税日本系の候補は、現職を含め全員が落選した。橋下らが率いる日本維新の会と減税日本の合流も企てたが、ふられた。今、永田町に足場はない。国会議員時代のコネも生かし、維新など各党とのチャンネルを維持する大村と、別れる理由はない。

 河村は結局、愛知・名古屋で革命を起こすために手を組んだはずの大村と、国政への色気ゆえに衝突し、国政への色気ゆえに別れないともいえる。

 中京都構想は、具体化の兆しがない。知事・市長選から二年たったのに、有識者会議の開催はたった三回。河村が、名古屋市が周辺市町村との連携を深める尾張名古屋共和国構想をぶちあげ、大村との足並みが乱れたせいでもある。中京都より、尾張藩の復活のような共和国構想の方が、歴史好きな河村の肌に合うらしい。

 河村は四月の市長選の公約の素案に、中京都構想を盛り込んだ。中京都の看板を下ろせば、大村もまた「公約破り」のそしりを受け、大阪都構想を進める維新と大村の関係も、きしみかねない。河村は公約を書き連ねた紙を眺め、つぶやいた。

 「中京都を書かんとよ、大村のとっつぁんが怒るでよ」(文中敬称略。この企画は、石川修巳、広瀬和実、内田康が担当しました)


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