したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

363千葉9区:2009/04/17(金) 20:51:54
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090417_1.htm
決戦 名古屋市長選 ルポ(下)市民と政党 「両輪作戦」
細川昌彦候補


集会で大勢の支持者に力強く握手をする細川候補(16日午後6時37分、名古屋市中区で)=府川勝美撮影◇…名古屋市長選立候補者…◇ 太田 義郎 65 愛知県商工団体連合会長 無新〈共〉
河村たかし 60 (元)衆院議員 無新〈民〉
細川 昌彦 54 (元)中部経済産業局長 無新
黒田 克明 36 アルバイト 無新
(届け出順、〈 〉は推薦政党)
 16日夕、名古屋市中区の中京大学文化市民会館。2000人近い聴衆を前に細川昌彦は熱弁を振るった。

 「私は必ず政策を実現する。そこがほかの候補と違う。最大の争点は、パフォーマンスか実現力かです」

 時折、拳を振り上げながら絶叫する細川に、客席の隅から見守った自民党愛知県連幹部は目を細めた。「告示のころより政治家らしくなってきた。いいんじゃないかな」

 細川は「市民派」としての立場を前面に出す。市内すべての掲示板にポスターを張ったのは、個人的に支援する人で作る後援会だ。街頭活動も後援会が中心になってサポートする。

 政党色の薄い昼間から一転、夜になると、県レベルの支持を受ける自民、公明党の市議らが設定する個人演説会を重ねる。この日の集会も政党側が主催したもので、後援会の決起集会は18日午後の予定だ。

■   □

 細川陣営は東区に後援会事務所、中区に政党関係者でつくる選挙事務所を置く。自民党県連幹部は「市民派を掲げている以上、その事務所に政党関係者が出入りするわけにはいかない。それぞれのやり方で支持を拡大していく両輪作戦だ。うまくいけば大きな効果が出る」ともくろむ。

 演説内容についても、両者で話し合った。告示直後は、キーワードにしている「つながり力」に重点を置き、具体的な政策よりも政治姿勢を訴える抽象的な内容だった。細川と後援会幹部で考えたものだった。

 細川の演説を聞いた自民党県連幹部は「もっとわかりやすく、インパクトのある言葉を使わないと伝わらない」と苦言を呈し、公明党関係者も「相手は10%減税。こちらも、もっと具体的なことを訴えなければ」と何度も首を振った。

 政党側と後援会は14日夜、街頭や集会での演説内容について協議する場を持った。「イメージを大切にしたい」とする後援会に対し、政党側は具体的な政策の強調を求めた。自民党のベテラン市議は「かなりやり合いましたよ」と打ち明ける。

□   ■

 翌15日午後、千種区の今池交差点に立った細川は「市長になったら、1年以内に不況から脱出させる」と力を込め、「高齢者医療費の1割負担を堅持」「保育所の待機児童ゼロ」など、具体的な政策を訴え始めた。

 「政党の支援はありがたい。でも、市民の一部として応援してもらっているつもりだ」。細川は市民派としてのスタンスが変わらないことを強調し、側近の一人は「まだ試行錯誤の途中で、いろんな人の意見を取り入れている段階」と話す。

 市民派の後援会と政党の両輪がかみあい、相乗効果を生んでいけるか。擁立に携わった後援会幹部は「当初は自分たちの立てた候補者に、政党関係者がかかわることを快く思わない人もいた」と明かしたうえで、「でも、互いの距離は日に日に縮まっていると思う」と話した。

(敬称略、譜久村真樹)



(2009年4月17日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板