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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3414チバQ:2012/11/19(月) 23:05:55
>>3412
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211190004
原発の街、会田氏選択 柏崎市長選
2012年11月19日
 全基停止中の柏崎刈羽原発の再稼働問題や、これから原発とどうつき合うか、が焦点となった柏崎市長選。18日に投開票され、無所属現職の会田洋氏(65)が、無所属新顔で元共同通信社論説委員長の西川(さいかわ)孝純氏(64)=自民推薦=を破り、3選を決めた。当日有権者数は7万4285人。投票率は64・93%(前回71・42%)だった。

 会田氏は、原発の再稼働について「(福島第一原発)事故をしっかり検証し、それを踏まえた安全基準がない限り再稼働の判断はできない」と慎重な姿勢をとり続けた。当面は原発と共存していく考えを示しながら、「原発を取り巻く環境が福島第一原発事故の以前に戻ることはない」と、再生可能エネルギー産業を軸に「脱・原発依存」をめざす、とも訴えた。

 原発容認派にも反対派にも配慮した主張をしたことで、26人の市議のうち原発反対派から容認派まで16人が支持を明言。2期8年の実績も強調して、農村部に支持を広げるとともに、支持する企業・団体も前回市長選より増えた。

 一方、西川氏は、原発推進派の市議らに担ぎ出されたが、原発に不安をもつ有権者にも配慮した結果、再稼働問題や原発とのつきあい方について主張が会田氏と似てしまい、「違い」を印象づけられなかった。

 立候補表明が告示約2カ月前の9月と出遅れたのも響いた。推薦を受けた自民党の支持層や、兄で容認派の前市長の支持層もまとめきれなかった。

     ◇

【会田氏、歓声の中「2期の評価だ」】

 会田氏の選挙事務所には応援した市議や支持者ら約350人が集まった。当選確実が伝えられると大きな拍手と歓声があがった。

 間もなく事務所に入った会田氏は、支持者らと握手し「厳しい選挙戦だったが、皆さんのおかげで勝利を勝ち取れた。2期8年を評価してもらえた結果だ」と語った。

 焦点となった柏崎刈羽原発の再稼働問題については「原発は国のエネルギー政策。国の責任において、きちんと安全基準を示し、国民への理解を得るべきだ。そうでなければ判断のしようがない」と述べた。

     ◇

【「私の努力不足」西川氏、敗戦の弁】

 西川氏の落選が決まると、選挙事務所に集まった支持者から落胆の声が上がった。

 西川氏の立候補表明は今年9月で、現職より6カ月遅かった。自民党県議や原発推進派の市議、兄の正純前市長らの応援を受けた西川氏は、深々と支持者に頭を下げ、「全く私の力不足、努力不足によるもの。日数不足は口にしたくないが、現職側との組織力の違いを感じた」と述べた。

 原発問題については「現職とあまり主張が変わらなかったかもしれないが、私は私の主張を展開しただけだ」と話した。

     ◇

【「脱・原発依存」道筋示せ】

《解説》中越沖地震からの復興をはじめとした2期8年の実績が評価された会田氏だが、選挙戦では、柏崎刈羽原発との共存をいつまで続けるのかや、どう「脱・原発依存」を図るのかについて、最後まで、はっきりした道筋を示すことはなかった。

 これまでも会田氏は、長引く全基停止で落ち込む地域経済への対策について「国や県に現状を伝える」と先送りを続けてきた。脱・原発依存の軸とうたう再生可能エネルギーもどんなエネルギーなのか、示していない。

 脱・原発依存の段取りも「国のエネルギー政策が決まらない限り、具体的な時期は言えない」と繰り返している。

 約2カ月前に立候補表明した西川氏に迫られた背景には、停滞する経済への危機感に加え、原発城下町に広がる「将来、どうなるのか」との不安や閉塞(へいそく)感があったのではないか。

 会田氏を支持した市議からも「はっきり進路を示してほしい」との声があがっている。地域経済の地盤沈下はすぐに止まりそうにない。市民が将来も柏崎に住みたい、と思える具体策を示す時だ。あいまいな姿勢はいつまでも通用しない。(富田洸平)


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