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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3309チバQ:2012/10/19(金) 23:39:17
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001210180004
先行き見えぬ鉄道高架/街のこれから
2012年10月18日


JR沼津駅北口で東部コンベンションセンターの建設が進む。中央の建物が展示場で、その左の空き地に会議場などがつくられる=沼津市大手町

 JR沼津駅北口。2・2ヘクタールの土地に約150億円を投じ、県と沼津市が進める「東部コンベンションセンター」の建設が進む。沼津駅鉄道高架事業をメーンとする駅周辺総合整備事業の一つで、3900平方メートルの展示場は2013年6月、千数百人規模の国際会議場と11階建てホテルは14年夏の開業を目指す。


 ただ、事業全体の中心となる鉄道高架事業は止まったまま。高架の前提となる貨物駅の移転先用地の取得が進んでいない。「事業推進」を公約に掲げて当選した栗原裕康市長は「沼津の将来にとって必ず役立つ重要事業。必ず完成させる」という。だが、経済界や地元商店街には「コンベンションセンター開業を控え、南北を行き来する仮設の自由通路を設置しては」と一歩引いた意見も出ている。


 市議会に「鉄道高架促進対策特別委員会」が設置され、高架化に動き出してから既に24年。国の事業認可からも6年が経った。県の試算によると、03年度時点で2・7あった費用便益比(費用対効果)は、11年度には1・5まで下がった。


 「『政治の具』になったことで時間がかかりすぎた。市民の中にも今更やらなくてもという空気があるのは否めません」。ある市の幹部はため息交じりだ。


 事業の方向性は現在、県の「PI(パブリック・インボルブメント)委員会」で論議中。賛成・反対両者の立場から意見を聞き、来年度初めをめどに「案」を出すという。県街路整備課は「県は推進の立場に変わりないが、ゼロベースから点検、話し合うことで賛成・反対両者が納得できる着地を目指したい」と話す。


 巨費を必要とする鉄道高架事業。東海道線静岡駅は約155億円、同浜松駅は257億円をかけ、1980年度に完成させた。浜松では現在、遠州鉄道の高架化も進められており、近く開業する予定だ。


 「『開かずの踏切』がなくなり、車の通りは良くなった。ただ、商売の点では売り上げが増えたという実感はない」と静岡市・呉六名店街の山本耕三会長(72)。「高齢化・人口減少社会に向かう中、街の活気を維持するには都市機能の集積・コンパクト化が不可欠。高架をやるのならJRと協力し、高架下は本当に自由に行き来できるようにし、街の一体感をつくることが大事」と提言する。


 栗原市長は「事業は最後までやり抜く。市の将来を開くものにしていきたい」と話す。


 ■JR沼津駅鉄道高架事業 東海道線約3・7キロ、御殿場線約1・6キロを高架にし、線路による市街地の南北分断を解消しようと1987年に調査に着手。2006年、国に事業認可された。事業費は787億円。高架化のため、車両基地を片浜地区に、貨物駅を原地区に移す計画だが、新貨物駅用地の取得は現在70・36%にとどまる。市は強制収用も視野に入れたが、川勝平太知事が「自分の任期中は強制収用はしない」と表明。現在、推進・反対両派らに第三者を交えたPI委員会が妥協点を模索している。


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