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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3304チバQ:2012/10/19(金) 23:34:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121017-00000009-mailo-l15
’12知事選:課題を探る/4 深刻化する医師不足 全国42位、地域偏在も /新潟
毎日新聞 10月17日(水)11時8分配信

 ◇医学部生の定着目指す
 村上市若葉町、村上市岩船郡医師会の会館では、平日の午後7時〜9時45分と日曜祝日の日中、同医師会所属の開業医らが交代で当番となり、救急患者を受け入れる「急患診療所」が開かれている。
 救急患者の受け皿を増やすことで、救急病院の医師の負担を少しでも軽減するためだ。当初は日曜祝日のみだったが、昨年6月から夜間診察も始めた。同医師会の会長で、沢田医院(同市北新保)の沢田洋一院長(65)は「勤務医は通常勤務に加え当直もこなしている。我々も何かしなくてはいけないと始めた」と話す。急な発熱や軽いけがなどを受け入れている。
 今月11日、妻が急な胃痛に襲われ、同診療所に付き添いで訪れた男性(73)は「救急車を呼ぶまでもないようなときに診てもらう場所ができて、便利になった」と話した。妻は痛み止めの注射と薬を処方してもらい、帰宅した。
 厚生労働省の調査(10年)では、新潟県の人口10万人あたりの医師数は191・2人。全国では230・4人で、全国42位という低水準だ。さらに地域による偏在もある。県内の地域別で全国水準を上回るのは、新潟市を中心にした新潟圏だけだ。県全体の医師数は00年から10年までに270人増えているが、県央圏では11人、魚沼圏では21人減った。
 村上市と岩船郡は、新発田市を中心にした下越圏に入る。同圏の医師数は44人増えているが、同医師会所属の医師はここ10年で増えておらず、約20年前に比べれば6人減っている。診療所の数は36から32になった。中でも、旧山北町で4から2、関川村で3から2と、元から診療所が少なかった地域でさらに減っている。沢田会長は「過疎地の病院への勤務や、新たに地域で開業しようという若い先生はなかなかいない」と現状を嘆く。
 また、下越圏では06年に県立新発田病院が新発田駅前に移転新築したが、これと同時に県立瀬波病院(村上市、現在は県厚生連に移管)のリウマチ科が県立リウマチセンターとして新発田病院の敷地内に移転した。村上では整形医が減ったため他の医師に負担が増加したことで離職が相次ぎ、一時は整形医が不在となる事態が起きたという。沢田会長は「病院と診療所が役割分担し、補完し合うことが大事。それは地域全体に医師がいないと機能しない」と訴える。
 県も対策は打っている。若い医師を県内に呼び込むため、07年に医務薬事課に勤務医等確保対策室を設置。主眼を置いているのは、新潟大医学部の学生が卒業後も県内に残ることと、県外の医大などに進学した県内出身者が卒業後に県に帰ってくることだ。
 09年には、県が指定する病院に9年間勤務すれば、奨学金の返済が免除される入学枠を導入した。前年には入学後に公募する奨学金も始めており、対象は合わせて15人。15年度から本格的に利用者の卒業が始まる。同課は「医師不足にホームランはない。実を結ぶには時間がかかり、コツコツをやるしかない」と長期的取り組みの必要性を話す。【小林多美子】=つづく
10月17日朝刊


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