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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3301チバQ:2012/10/19(金) 23:32:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000050-mailo-l15
’12知事選:課題を探る/1 震災がれき受け入れ /新潟
毎日新聞 10月12日(金)11時10分配信

 知事選は21日に投開票される。現職で3期目を目指す泉田裕彦氏(50)に共産党公認の新人、樋渡士自夫氏(59)が挑む構図。諸派の新人、マック赤坂氏(64)も立候補している。医師不足、少子高齢化など、山積する主な課題を考察する。
. ◇5市と県、深まる溝 放射線の認識に違い
 「震災がれきの試験焼却について、放射能検査体制と焼却灰の管理について合意した」
 東日本大震災で発生した岩手県大槌町の震災がれきを巡り、今年7月27日、受け入れ準備を進める新潟、長岡、三条、新発田、柏崎の5市と、慎重姿勢を続ける県が事務レベルで大筋合意した。
 内容は、県が放射性物質の測定に協力し、がれきを搬出する岩手県の現地▽輸送途中▽焼却施設で、13項目を測定する。焼却後の灰(飛灰)は各市で「他と区別して適切に管理する」とし抽象的な表現ながらも合意した。
 これまで泉田裕彦知事はがれきに含まれる放射性物質の処理について、国が示した基準に疑義を呈し、2度にわたり、環境省に対して焼却灰の管理などについて質問状を提出した。がれきの広域処理に対しても難色を示す。国と県の見解の相違は、がれきの受け入れを表明した5市との間にもあつれきを生んだ。知事が5市の市長と話し合うこともなく、県議会では知事の姿勢を問う声が相次いだ。3月31日の5市の表明から4カ月。知事が5市とやっと歩み寄ったかに見えた。
 しかし9月26日、三条、柏崎の両市が10月11日に試験焼却を始めると発表すると、泉田知事は「具体的な管理方法について協議している中で、合意なく試験焼却の実施が発表されたことは極めて残念」と不快感を表した。
 これに対し三条市の国定勇人市長はがれきが搬入された10日、記者会見で「合意書から合意できていないという内容を読み解くことができない。(知事に)合意ができていないと言われれば戸惑う。5市も同じだと思う」と述べた。合意の上での実施だとのスタンスだ。
 再び深まった溝。県と5市はなぜこうも折り合いがつかないのか。主な原因に、両者の放射線に関する認識の違いがある。
 5市は受け入れる木質系チップの放射性セシウム濃度は「1キロ当たり100ベクレル以下」で安全と強調。全国的な受け入れ基準に照らしても低いレベルだ。一方、知事は「放射能にしきい値はない」と安全性を疑問視。特に放射能が濃縮される焼却灰の管理を懸念する。
 県と5市の議論が平行線をたどっていることに対し、柏崎商工会議所の西川正男会頭(55)は「復興に協力しなければという考えは県も5市も一緒。でもボタンが掛け違って歩み寄りが、特に県に見られない。同じ歩調になるように互いに努力してほしい」と話す。
 被災地復興のため、がれきの処理は喫緊の課題だ。大槌町には、がれきの選別、破砕作業施設がないため、隣の山田町に運んで処理している。5市は受け入れがれきを木質系チップに限っており、搬出には選別と破砕が必要。5市の要望に応えるため処理には多くの労力がかかっている。
 脱原発を掲げる「緑の党」共同代表で新潟市議の中山均さん(53)は「広域処理を進める方も反対する方も、膨大な震災廃棄物のわずかな木くず処理を巡って安全かどうかの空中戦に集中し、復興や生活再建をどうするかの議論がなおざりにされていないか」と懸念する。
 県は大震災直後からいち早く避難者を受け入れてきた。大震災発生から1年7カ月。復興のために果たせる役割は何か、幅広く考えていく必要がある。【宮地佳那子】=つづく
10月12日朝刊


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