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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3293チバQ:2012/10/13(土) 20:01:08
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001210130001
知事選を巡り思惑/原発住民投票否決
2012年10月13日

 中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働の是非を問う住民投票条例の修正案は、県議の圧倒的多数の反対で、否決された。投票は無記名で行われたため、各県議の投票行動は県民には伏せられた。否決の背景には来夏の知事選を巡る駆け引きがあった。


無記名投票は、議会で過半数を占める自民改革会議(37人)の所属県議が要求した。採決では議長を除く65人が投票し、修正案には17人が賛成し、48人が反対した。


 朝日新聞が県議の投票行動を取材したところ、川勝平太知事が指摘した10項目の問題点を修正した条例案を作った民主党・ふじのくに県議団(20人)のうちの7人と、公明党県議団(5人)と富士の会(2人)の全員、みんなの党・無所属クラブ(2人)のうち1人の、計15人が賛成したことがわかった。


 会派として反対を決めていた自民会派の宮沢正美政調会長は「党議拘束もかけていないし、確認してないが、全員が反対したはず」とする。一方、修正案への態度を明確にしていなかった民主会派は、投票行動に関する報道機関の取材に応じないよう所属議員に求めた。これを受け、野沢義雄会長ら幹部数人は投票行動を明かさなかった。


 ただ、民主会派の県議は「賛成した残りの2人はうちの会派だろう」と話す。


 県議会は5月、記名投票が出来るよう会議規則を変更している。今回の無記名投票について自民会派の県議は「各議員の後援会には住民投票に賛成の人もいる。地域事情に配慮したということ。民主会派だってありがたいと思っているはずだ」と話した。


 背景には、来年夏の知事選を巡る思惑も大きく働いた。


 住民投票実施に賛成した川勝知事は県議会初日、市民団体の作った条例原案に10項目の問題点を指摘し、修正した上で可決するよう県議会に求めた。知事と対立する自民会派は早々に修正を否定し、自主投票もにおわせて態度を留保した。


 その後、反対を表明した杉山盛雄幹事長は知事批判を展開する。「知事は県議会に働きかけがなく、条例を通す意思がない。条例原案に不備があったのも知事の責任だ」と語気を強めた。


 前回知事選で川勝知事を擁立した団体が、12月に政治資金パーティーを予定していることもあり、同会派幹部は「知事は住民投票に賛成して、県民にアピールできた時点で目的を達した。あとは県議会に丸投げだった。明らかに知事選を意識している」と話す。


 一方、次期知事選で、川勝氏の擁立を目指す民主会派。幹部は「知事の再選を後押ししたい」と話し、住民投票実現のために修正案作りを進めた。しかし、意見の相違や支持母体の労働組合の意向で会派が割れ、会派として賛否を主張できない状況に陥った。


 ある議員は「今回の条例案の議論は、中身の問題より、来夏の知事選をにらんだ思惑が大きく影響した」と話した。(古賀大己)


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