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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

328千葉9区:2009/03/30(月) 21:13:23
http://www.shizushin.com/news/feature/tijisen/kikaku/1/20090327100049.htm
消えた5選


(上)秘密裏に“信任投票” 逡巡する自民県議団
2009/03/27
 昨年12月下旬、県庁にある自民党議員控室。同党県議団は秘密裏に、ことし7月末で任期満了となる石川嘉延知事の5選出馬を支持できるか否かの議員投票を行った。
 4期16年の堅実な行政運営に対する高い評価。一方で、静岡空港の開港延期問題がのしかかる。「石川知事で次を戦えるのか」―。議員団の中には逡巡(しゅんじゅん)の空気が漂っていた。
 「こんな投票をしたことが漏れたら、石川知事に『ノー』を突き付けたと見なされる」。ベテラン議員は声を荒らげた。意見は割れた。「私が全責任を負う。結果の秘密は守る」。最後は、同党県連幹部が頭を下げ、実施が決まった。
 投票用紙は、五選を「支持する」「支持しない」の二者択一。「支持しない」のケースでは、意中の候補者があったら添え書きするよう求めた。
 投票は無記名。結果は明かされていない。だが、年末の自民党議員控室で、こんな会話が交わされていた。
 「支持と不支持は五分五分だっただろう。不支持が6、7割だった可能性もある」「5選と静岡空港の開港延期問題は重なる。年始のあいさつ回りは、次も石川さんでとは言いにくい」
 年頭会見で石川知事は「まだまだお役に立てる」と次期知事選への意欲を示しつつ、巧みな言い回しで「5選出馬」の明言を避けた。会見を報じる新聞記事を手に、ベテラン議員の1人は満面に笑みをたたえた。
 「これでいい。石川さんには、慌てて土俵をこしらえなさんなと言ってある。相手(対立候補)は土俵を待っている」
 年が明けてなお、経済環境の悪化は県内を覆った。「石川さんは辛抱強く空港開港に道筋を付けた。就航路線の多さは(堅実な)県政への信任の証し」と、五選出馬への期待感を口にした若手議員がいた。
 県議会2月定例会は、知事給与の減額条例案や日本航空への搭乗率保証問題など、知事提出議案の賛否をめぐり各会派の対応が割れた。
 荒れ模様も予想された議会の開会日の直前、石川知事と懇談した自民党県連幹部の表情はさえなかった。
 「(代表質問で)自民党からも、何を聞いても批判してくれても構わない、しっかり答弁しますよと知事は言う。堂々としたものだった。(自民党に)支えてもらおうという、そんな気持ちはないのかな…。石川さんには」
 石川知事と自民党県議団の距離感は広がるばかりだった。

 石川知事の辞職表明は各界から「突然のこと」と受け止められた。知事自身は「空港開港に向けた政治判断」を強調し、辞職を完全開港の切り札に使ったと説明する。一方で、自民、民主両党県連などは「次の知事」の模索を続けていた。知事辞職の舞台裏を、これまでの「取材メモ」を基にたどった。


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