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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3276チバQ:2012/10/09(火) 01:20:39
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001210040001
飯田市長選を考える:上/リニア未来図は
2012年10月04日

 「北高南低」。飯田・下伊那地域の住民がこの言葉を使う時、特有の重苦しさが伴う。県北地域に比べ、長年、冷遇されてきた、との思いがあるからだ。その地域を、最先端のリニア中央新幹線が走り抜ける。


 リニアなら東京まで40分、名古屋だと20分。現在、高速バスで新宿まで4時間という飯田地域にとって、「千載一遇の好機」だ。開業予定の2027年を視野に、牧野光朗・飯田市長は「この15年、特に最初の5年が勝負」と、新時代を見据えた「小さな世界都市」づくりに意気込む。


 しかし、市長の思惑とは裏腹に、地域の盛り上がりは必ずしも活発とはいえない。その一因に、くすぶる「不協和音」がある。


    □


 「あれは何だったのか、という思いは残っている」。中心市街地の市民自治組織、橋南まちづくり委員会会長の黒沢誠さん(69)は1年前を振り返る。


 当時、市も市民も、リニアの中間駅はJR飯田線の飯田駅に併設を、と期待し、要望活動を続けた。市街地のにぎわい復活の契機に、と考えたからだ。


 9月7日、地元のリニア建設促進期成同盟(会長は牧野市長)がJR東海の東京本社で第1回の直接協議。10日には700人の市民を集め、決起大会を開いた。


 ところが、3日後の第2回協議では一転して、「現駅併設」を断念。ルートは水源域を外す、飯田線は存続など6項目の確認事項を条件に、駅を郊外型とするJR案を受け入れた。


 牧野会長らは直後に、地元で事情説明を重ねたが、「非常にわかりにくかった」と黒沢さんは話す。


 元々、県内では、諏訪―上伊那を経由するルートを求める意見が強かった。それが、JR側の意向で飯田を抜ける直線的なルートに。こうした背景もあり、併設にこだわる飯田地域に対しては、冷ややかな見方もあった。それでも併設を信じて運動を展開してきた地元住民には、1年たった今でも、「どうして」との疑問がぬぐいきれない。


 現駅併設実現の勝算はあったのか。当時の胸のうちを尋ねても、牧野会長は「あの協議があったから6項目の合意ができた」と答えるだけだ。


    □


 先行きが見えないことも、リニア機運が盛り上がりに欠ける一因だ。


 現段階で、中間駅の場所は確定していない。候補地は、飯田市座光寺から高森町下市田にかけた天竜川右岸の直径5キロの平野部。長さ1キロに及ぶ駅位置が決まらないと、アクセス道路をどうするのか、周辺地をどう整備していくのか、明確な青写真が描けない。


 「今は下ごしらえの期間」と飯田市の木下悦夫・リニア担当参事は話す。9月市議会では、リニア関連の土地利用に関する市条例が成立。リニアへの理解を求める小冊子をつくり、市内の小中学校に配った。


 現在、環境影響評価(アセスメント)を進めるJRは、来年秋に駅位置を公表する予定。「そのときにあわてないための準備と検討」(木下参事)が手探りで続く。(山田雄一)


    ◇


 15年後に、リニア新時代を迎える飯田市。新交通体系を、地域活性化の「起爆剤」とすることができるのか。7日告示の市長選を前に、市の課題を検証す


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