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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3275チバQ:2012/10/09(火) 01:19:58
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001210080002
無投票続く県内首長選/財政難も一因か
2012年10月08日

 県内の首長選で、無投票当選が続いている。今年あった14市町村長選のうち、選挙戦はわずかに4回。あとの10市町村は、いずれも現職が無投票で当選した。無投票となった事情は異なるが、厳しい経済状況や地方議会の「与党化」傾向の影響もあるようだ。


 7日告示の飯田市長選。リニア中央新幹線事業が本格的に始動する中、今後、地域の将来像をどう描き、どのような施策を打っていくのか、が注目された。


 牧野光朗市政に対する批判がなかったわけではない。対立候補擁立の動きも複数あったが、結局、具体化しなかった。


 当選から一夜明けた8日、牧野氏は「8月に政策を発表し、選挙戦があるという前提で、やれるだけのことはやった。結果的に相手が出なかったということだ」と述べた。一方、36年ぶりの市長選無投票に、自営業の男性(57)は「納得できる選択がしたかった。その意味で、残念な選挙になりました」と話した。


 3月の松本市長選も、同じく36年ぶりの無投票。現職の菅谷昭氏に対し、経済政策に批判的な市民グループが対立候補の擁立に動いたが、こちらも実現しなかった。関係者は「経済状況が悪く、自らの生活で精いっぱいで政治参加は厳しいのでは」と言う。


 各市町村で無投票の背景は異なるが、何か共通する要因はあるのだろうか。信州大経済学部の都築勉教授(政治学)は「市町村長選では政党が表に出てこなくなったことが、一つの要因ではないか」と分析する。


 近年の首長選では、「無所属」で立つ候補者が大半だ。候補者、有権者にとって、市町村レベルでは政党間の争いよりも、地域課題に継続的に向き合うことを望むことが多いためだ。結果的に議会も「オール与党」に近くなり、それが選挙にも響いているという。


 都築教授は「候補擁立にはある程度の組織が必要。政党以外では市民グループが担うしかないが、資金や人員的に難しい」と話す。


 さらに、経済情勢の悪化による、厳しい自治体財政も一因になっているようだ。首長が、自由に取り組める事業が限られ、結果、選挙の争点となるような事業が少なくなったためだ。


 都築教授は「選挙戦になりさえすれば良いとは断言できない」としながらも、「選挙戦は施策を改めて振り返る機会にはなる。勝敗だけでなく、どれだけ得票するかも審判の材料になる」と意義を説明する。(伊藤唯行、山田雄一)


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