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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3046チバQ:2012/04/16(月) 00:38:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000500-san-soci
見えない「将来像」 静岡県御前崎市長選 浜岡再稼働、可否は
産経新聞 4月16日(月)0時20分配信

 無投票だった4年前とは様相が一変した静岡県御前崎市長選は、浜岡原発再稼働について「市民の意見を聞いて決める」とした現職、石原茂雄氏(64)が、「再稼働不同意」「原発永久停止」と訴えた新人2人を破った。

 「ここは原発が来るまでは田舎で、何にもなかった。東日本大震災で突きつけられたものは大きかったけれど、経済もすごく大切なんだ」

 市内で理髪店を営む男性(62)は、悩んだ末に1票を投じた。

 市民の約5%が原発や原発関連企業で働く。その家族や、原発作業員の需要を見越したホテルや飲食店も含めれば、市民の大半が原発の恩恵を受けており、市の財政の約4割を原発交付金が占める。

 市内にはコンサートホールのような豪華な公民館など原発交付金で潤う財政を背景に建設されたハコモノも多い。交付金がなくなれば、施設の維持費が重くのしかかる。

 飲食店に勤める女性(62)は「原発はいつかは止めなければ」と感じてはいるが、「この町は原発ができて、人も来たし建設業も飲食店も恩恵を受けた。昨年5月に原発が停止してからは、火が消えたようだ」と話す。

 先月下旬、国は南海トラフ巨大地震の被害想定で御前崎市の津波高を、中部電が建設を急ぐ海抜18メートルの防潮壁を上回る「21メートル」と公表。当選した石原氏は「なぜ御前崎市が21メートルで隣接市が12〜13メートルなのか」と反発した。

 それでも選挙戦では再稼働について「市民の声を聞いて判断したい」と語るのが精いっぱいだった。再稼働を判断するのは国であり、立地自治体の首長が判断できることではないが、選挙中は再稼働の可否を問うムードがただよった。

 「任期中は再稼働に同意しない」と訴えた元市議で新人の水野克尚氏(58)でも、「原発がなくては困るという意見も少なくない。廃炉にすべきだとは思わない」と、原発を切り捨てられない複雑な心境を吐露する場面もあった。選挙戦で「原発廃炉」を訴えたのは、団体役員で新人の村松晴久氏(60)=共産推薦=だけだった。

 原発再稼働が国政の焦点となる中で、有権者の判断が注目された市長選。有権者は「将来の御前崎」像を求めたが、いずれの候補も明確に“青写真”を提示することは難しかった。


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