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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3023チバQ:2012/04/08(日) 20:08:30
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001204080002

御前崎の選択(下) 周辺自治体 投票注視
2012年04月08日

18メートルの防波壁の工事が続く中部電力浜岡原発=御前崎市佐倉

 「東海地震で道路が壊れ、浜岡原発で爆発事故が起きたら、どうやって逃げればいいのか」


 静岡市駿河区のグランシップで7日開かれたシンポジウム。約200人が集まった会場で、母親らが相次いで不安をぶつけた。


 「原発から3キロに自宅がある。2階からは排気筒も見えます」。パネリストとして参加した西原茂樹・牧之原市長はそう切り出して、「永久停止」の必要性を訴えた。


 浜岡原発のある御前崎市と隣接する牧之原市。西原市長は、4日の御前崎市長選の公開討論会もインターネットで見届けた。


 国の新たな安全指針の整備を求めた現職の石原茂雄氏。「任期中は運転再開に同意しない」とする水野克尚(かつ・ひさ)氏。「永久停止、廃炉を」と訴えた村松晴久氏。「運転再開への考えは三人三様。内容も考え方も違う。市民がどう判断するのか」。西原氏は注目する。


      ■


 中部電力は、浜岡原発の安全協定を立地市の御前崎市だけでなく、牧之原、菊川、掛川の各市と結んでいる。4市は「浜岡原発安全等対策協議会」(4市対協)をつくっている。


 1号機の着工から40年余り。足並みはそろってきたが、昨年5月14日の「全炉停止」で乱れた。あれから、協議会は一度も開かれていない。


 さらに、福島第一原発事故を受け、国は今後、原発から半径10キロ圏内だったEPZ(防災対策重点地域)を半径30キロ圏内のUPZ(緊急時防護措置準備区域)に拡大する方針だ。


 そうなると、対象地域は4市から11市町に拡大する。従来から浜岡原発の「廃炉」を訴える田村典彦町長がいる吉田町は20キロ。早くも「圏内の首長の判断を仰ぐべきだ」と主張する。


      ■


 国内54基のうち、稼働する原発が1基となるなか、政府は6日、大飯原発(福井県おおい町)の再稼働の条件となる暫定基準を決めた。一方で、藤村修官房長官は、「法的に地元合意は義務づけられていない」と発言。再稼働に向けて前向きな政府の姿勢が見える。


 川勝平太知事は「地元は安全協定を結んでおり、地元合意抜きに再稼働はできない」と反発する。


 地元の範囲や協定の行方は不透明だ。しかも、運転再開に対する周辺自治体の温度差もある。いずれにしても、かぎを握るのは立地自治体の御前崎市に変わりはない。


 松井三郎・掛川市長は、再稼働問題が問われる市長選について、「市民の判断は、関心がある」。選挙結果は、運転再開の方向を決めるばかりでなく、周辺自治体の命運をも握る。(竹田和敏、大久保泰)


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