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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

297千葉9区:2009/03/18(水) 23:46:13
松崎町長辞職へ
2009年03月18日


記者会見で自らの辞職と再出馬の決意を述べる深沢進町長=松崎町役場

 南伊豆地区の1市3町(下田市、河津町、南伊豆町、松崎町)の合併協議をめぐり、松崎町の深沢進町長(76)は17日の定例議会で、「合併に対する町民の民意を問うために辞職し、再び立候補する決意を固めた」と表明した。議会が合併協議会の負担金支出を拒んだのを受け、町長選で合併実現の公約を掲げて可否を問うのが狙い。18日にも辞表を提出し、4市町議会が合併の可否を最終議決する6月議会前に、選挙戦を実施する構えだ。


 ◆出直し選に立候補


 議会はこの日、合併協の4〜7月の同町負担金など153万円を計上した09年度一般会計予算案を審議。合併反対の議員から「合併の必要性や町の将来展望は見受けられない」として、負担金を削除した修正動議が提出された。合併協の打ち切りを意味する修正案は、賛成6、反対3で可決された。


 直後に発言を求めた深沢町長は「関係する1市2町のためにも、また、先の住民投票で支援をいただいた町民の期待を裏切らないためにも、ここで合併をあきらめるわけにはいかない」と述べ、辞職と出直し町長選で民意を問う決意を明らかにした。


 同町議会は昨年、合併協設置案を3度にわたって否決したが、住民投票で合併協参加が決まった。しかし、合併反対派が多数を占める議会は、6月に合併を否決する公算が大きいことから、出直し町長選に踏み切ったとみられる。


 負担金否決について、深沢町長は18日に再び原案を提出するが、反対派の議員は再び否決する構え。しかし、地方自治法で必要経費は予算執行できるとされることから、合併協は継続される見通しだ。


 合併協会長の石井直樹・下田市長は「反対派議員に予算執行のルールを理解してもらえなかったのは残念だ。深沢町長は昨年6月から積み重ねてきた合併協議を無にしたくないと、町長選を決断したのだろう」と話した。


 ◆反対派の翻意へ賭け


 《解説》 任期満了まで残り9カ月。松崎町議会が反対を続ける合併問題に対し、深沢進町長が自らの選挙戦で決着をつけようという「賭け」に出た。


 民意を問うだけなら、住民投票条例の制定でも可能だ。関係者によると、深沢町長は当初、条例提案を検討していたという。しかし、住民投票の投票結果は議会を拘束するわけではない。


 10日の議会一般質問。合併反対派の議員が出直し町長選に言及し、「合併の是非を争う選挙結果次第で判断を改める」とした。このことが、深沢町長が住民投票条例提案から方針転換する大きな要因になったようだ。


 この議員は出直し町長選に対立候補を出すというが、「負けたら議員辞職か、合併議決の際に退席する」としている。一方で、別の反対派議員は「有権者の負託を受けているのだから、町長選の結果で信念を曲げることはない」と断言し、合併反対を貫く考えを示している。


 出直し町長選が無投票となったり、別の合併の枠組みを掲げる候補が出たりする可能性もある。議員を説得できないまま、「勝てば民意に従ってくれるだろう」という町長の狙いが成就するかどうかは不透明だ。(竹田和敏)


 ◇松崎町をめぐる合併問題の経緯


  07年12月 4市町長が合併協議を進めることで合意


  08年 2月 町議会が合併協議会設置案を否決


      3月18日、町議会が合併協設置案を再び否決


         28日、住民発議で合併協設置を求める署名活動始まる


      4月 署名をもとに住民グループが合併協設置を町長に請求


      5月 町議会が合併協設置案を3度目の否決


      6月1日、住民投票で合併協設置に賛成多数。合併協設置決まる


         25日、合併協の初会合が開かれる


     12月 町議会が電算統合調査費の負担金削除案を可決


  09年 3月 町長が辞意表明

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000903180004


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