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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2948チバQ:2012/02/18(土) 21:45:38
古い記事だけど
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1288276400027_02/news/20101028-OYT8T01253.htm?from=popin
どうなる81万新潟

<上>巨大市中心街 未来図は

 「大和新潟店の撤退で顕在化したまちなかの問題も、一定の道筋をつけられた」

 9月3日の市議会全員協議会。市長の篠田昭氏(62)はこう言って胸を張り、市長選への3選出馬を表明した。

 新潟市の中心街・古町の顔として、半世紀以上にわたり親しまれた同店は、昨年10月、金沢市の本社が他の県内2店と併せ、突然撤退を表明。「客足が遠のき危ないとは思っていたが、まさか、新潟からも……」。市幹部らの間に衝撃が走った。



大和跡地に開設された公共空間「ふれ愛古町」のオープニングセレモニー(8月4日、新潟市中央区で)  慌てた市は、空洞化を食い止めようと、翌11月、地元商業者や学識経験者らで構成する「まちなか再生本部」を設置。篠田氏が「不安感の解消を」と自ら本部長に就任し、新潟駅―古町間100円バス運行や、新潟商工会議所の賃借・運営による公共空間「ふれ愛古町」出店といった対策を、次々と打ち出した。

 だが、これらは当面の応急処置。中長期の展望は開けておらず、「場当たり的でカネの無駄遣いだ。ビジョンがない」(中央区選出の保守系市議)といった声も漏れる。

 周辺13自治体との合併により“膨張”し、2007年、政令市に移行した新潟市。しかし、その規模のメリットは、にぎわい創出に関する限り、生かされていないように見える。

 古町一帯は、約20年前に市役所が移転してから、にぎわいが減り始めた。「政令市効果」で都心部の居住が進むと期待され次々と建てられたマンションは、08年秋のリーマン・ショックの影響で空室が目立つ。郊外型大型店にも人が吸い寄せられた。

 新潟中心商店街協議会が7月に行ったアンケートには68店舗が回答。顧客数が「変わらない」「減った」と答えた店が計47件と大半を占めた。8月の「ふれ愛古町」オープン後も大きな変化はないという。

 高度経済成長期から40年にわたり、古町で喫茶店を経営する山口礼子さん(70)は最近、オープン当初から午後10時としてきた閉店時間を2時間繰り上げた。「新潟一の繁華街を自負していたから、10時ぐらいまで店を開けなきゃと思ってたんだけどね……」と寂しそうに話す。

 同協議会の古舘邦彦理事長は「市役所がなくなったのが、古町衰退の最大の原因。中心街の再開発を考えるのは市の役目だ」と注文をつける。

 篠田氏は、「古町、柾谷小路だけが商業核ではない」などと全市的な目配りを意識しつつも、にぎわい創出を市政の重要課題と位置づけ、選挙戦では、新潟駅―市役所を結ぶ都心軸にバスレーンを作り、それを踏まえた新公共交通システムを導入する、と訴えていく構えだ。

 これに対し、もう一人市長選出馬を表明している新人で前新潟民主商工会事務局長の石口徳夫氏(60)も「古町周辺に市営住宅を建てるなどして生活者を増やし、まちなかを活性化させる」と主張。“大新潟市”にふさわしい街の求心力をどう取り戻していくかが、選挙戦を通じて、改めて問われそうだ。

(2010年10月29日 読売新聞)


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