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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2939チバQ:2012/02/10(金) 21:34:53
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kawaoo_1year/kawaoo_1year120204_1.htm
河村・大村流 トリプル戦 1年一覧

(中)河村市長、維新にすがる 減税棚上げ 連携なお不透明


橋下・大阪市長との懇談後、記者の質問に答える河村市長(3日夜、大阪市内で) 減税の旗を降ろすか、連携を諦めるのか――。3大都市の連携構想から蚊帳の外に置かれた名古屋市の河村たかし市長が悩んだ末、減税政策を棚上げし、減税に批判的だった大阪市の橋下徹市長に歩み寄った。ただ、橋下市長からは「連携するかどうかは政策を確認してからだ」と判断を先送りされ、新たな連携の〈かたち〉はいまだ見通せない。

 「橋下さんは、私を嫌っていることはないです」。大阪市内の日本料理店での会談は3日午後8時から4時間近くに及んだ。会談を終えた河村市長は、待ち構えた記者団の取材に笑顔で応じ、橋下市長との関係修復をアピールした。

 盟友でもある愛知県の大村秀章知事が、東京都の石原慎太郎知事、橋下市長との3大都市の連携を打ち出す中、ひとり乗り遅れた河村市長は、市議会リコール運動から連絡を取り合う仲だった橋下市長から「減税」を批判されたことで、消沈しきっていた。

 この日の大阪会談は、河村市長が橋下市長に強く求めたもので、河村市長によれば、増税か減税かの議論は「社会システムの経費を計算してから」とすることで一致したという。

 だが、減税は河村市長の「一丁目一番地」の政策。一時的とはいえ、それを棚上げすることは、政治活動のよりどころとしてきた大きな柱を、自ら封印することに。

 一方、上機嫌な河村市長を横目に、取材に応じず、静かにその場を離れた橋下市長。今後の連携の成否は、政策面でのすり合わせが大前提となるが、その先行きは依然、不透明なままだ。

□  □

 一方、盟友の大村知事は今月1日、名古屋市内の料亭で開かれた自民党愛知県連の重鎮を囲む会合に、自民県議約10人に交じって、姿を見せた。

 重鎮とは、県連の相談役を務める寺西学・元県議。大村知事は衆院議員時代から親交が深かったとはいえ、この2日前には、政治塾「東海大志塾」の開設を発表して、既成政党とは一線を画し衆院選での自前候補擁立を目指すと宣言したばかり。前日も上京し、東京都の石原知事や大阪市の橋下市長と連携する「3大都市連合」を、行く先々で訴えてきた。


 会合では、杯を酌み交わしながら早速、塾で議論する道州制の意義などに熱弁を振るう知事の姿に、「道州制は興味深い。勉強したい」と、心を動かされた出席者もいた。しかし、自民県議の1人は「政治塾への勧誘は構わないが、ウチで衆院選の候補者探しをされても困る」と、しぶい表情だ。

 3大都市の連携を足がかりに、次期衆院選に前のめりな盟友を横目に、減税に批判的な石原知事や橋下市長への配慮から「蚊帳の外」に置かれた河村市長の心中は、穏やかではなかったようだ。

□  □

 1年前のトリプル戦で、社会の閉塞感をバネに既成政党を打ち破った河村・大村連合。昨年4月の県議選や衆院愛知6区補選では振るわず、東日本大震災を境に「勢いは終わった」ともささやかれた。だが、1年前の勢いを知る既成政党側は、次期衆院選を前に、その動向に神経をとがらせている。

 2009年の衆院選で県内15議席を独占した民主党の県連幹部は、「昨年3月の出直し市議選と、翌4月の県議選で多くの仲間を失った。その傷はまだ癒えておらず、このまま衆院選となれば、また惨敗だ」と焦りを募らせる。巻き返しを狙う自民の県連幹部も「3大都市連合の盛り上がり次第では、一気に雪崩を打つ可能性もある」と警戒する。

 トリプル戦で圧倒的な強さを見せた「村村」コンビのエネルギーが、今度は形を変え、「第3極」をめぐり中央政界を巻き込んだ、大きなうねりに向かっている。



(2012年2月4日 読売新聞)


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