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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2913チバQ:2012/01/25(水) 21:42:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000081-mailo-l21
中津川市:新市長に青山氏 南北問題の解決を 一票に市民、強い思い /岐阜
毎日新聞 1月25日(水)11時39分配信

 前市長の解職請求(リコール)を引き金に5人が乱立した中津川市長選挙は、「中心部と旧郡部の対話」を訴えた元JAひがしみの代表理事専務の青山節児氏(60)が初当選し、幕を閉じた。市を二分、三分した一連の流れの背景には何があり、市民が一票に込めた思いは何か。市の今後の課題とともに探った。【石山絵歩、小林哲夫】
 ◇合併後遺症の治療も課題
 「市民が望んだのは『反市長』ではなく、『南北問題』の解決。リコール署名者のほとんどが、地域差によって生じる不公平に怒りや鬱憤を抱え、それが住民投票を成立させ、新市長を誕生させた」。大山耕二・前市長(62)のリコール運動を進めた「中津川一新の会」の菅井陽一代表は開票終了後に力を込めた。
 「南北問題」とは、北の旧郡部と南の中心部の対立。「平成の大合併」で市になった旧郡部には、中心部とは異なるニーズがあるが、中心部の声にかき消されてしまうとの思いが根強い。リコールの争点となった新図書館についても旧郡部に住む男性会員(67)は「図書館は恵那の方に行ってるし、今ので十分。事業費を市民病院の医師不足解消に使ってほしい」と話す。
 この思いがリコール運動の原動力となった。旧郡部を中心に集まった署名は約3万2000人。うち3万596人分が有効とされ、住民投票は成立した。一方の超党派議員の会は、リコール運動を通じて「反大山」の世論を作り出そうとしており、徐々に市民の思いと遊離していった。
 大山氏が住民投票前に辞職と出直し市長選への出馬を表明すると、「反大山」だけでまとまっていた一新の会と議員の会はそれぞれの利害が対立。署名の8割を集めた市議らの発言力は大きく、候補者擁立が難航した。これに住民は怒りの声を上げた。「バカにするな。市民のことを考えないあなたたちに市政に関わる資格はない」。一新の会に男性支援者から手紙が届いた。
 「前市長と共産党候補以外の候補者の合計得票数はリコール署名者とほぼ同じ3万892人。市民は、前市長の批判から出発して、それぞれが求める市の構想に近い候補者を選んだ。旧郡部出身の青山氏が当選した理由もそこにあるだろう」と議員の会のメンバーはこう分析。「市民の願いが具体的である一方で、私たちだけが「反大山」に固執し、未来を見ていなかった」とつぶやいた。
   ◇  ◇ 
 青山新市長は「図書館は中止。ミックス事業は白紙に戻す」とし、「旧郡部出身といわれるが、真の中津川市づくりに北も南もない」と力を込めた。だが「中心部に図書館を造り、旧郡部には処理施設を建てるのか」と反発した市民の思いは根強い。リニア新幹線の中間駅建設という壮大な事業を目前に、「合併後遺症」の根本治療も大きな課題になっている。

1月25日朝刊


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