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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2912チバQ:2012/01/24(火) 21:47:37
◆藤井陣営 「最低限の目標 達成」
 出直し市長選のきっかけをつくるリコール運動を進めた市民団体「中津川一新の会」。メンバーの藤井四郎氏(66)の立候補表明は一番遅かった。それでも得票数は3番目。「前市長を辞めさせる最低限の目標は達成できた」と強調する。
 候補者の擁立をめぐり、一緒に署名活動をした市議らと意見が合わず、その大半が青山氏陣営に移った。一新の会の菅井陽一代表は「3万の声を生かせなかった」と悔やむ。だが、ある会員は「政治に対する関心が変わるきっかけになった市民は多いはず。青山市政にも注視していきたい」と話した。


◆中川・木下陣営「より状況悪化」「知名度で苦戦」
 「(青山氏の当選で)中津川はもっと悪い状況に入った。図書館やミックス事業は絶対に止まらない」と語ったのは、元市長の中川鮮氏(74)。青山氏が経済界の支援を受けたことを理由に挙げる。今後も政治活動は続ける考えで、「中津川のためにも、日本のためにもがんばっていく」と述べた。
 前市長と同じく新図書館建設に賛成だった共産党の木下律子氏(64)は「違いをあまり出せなかった。知名度の一番低い私には難しい選挙だった」と振り返った。


◆公募で就任 新図書館長 「双方納得できる道を」
 「中止になれば、損害額の方が大きいのに」。新図書館建設の中止を公約した青山節児氏が当選したことで、図書館長の小林光代さん(57)は心配している。「(建設派と中止派)双方が納得できる方法を探せると希望を持ちたい」
 秋田県大館市で高校司書をしていた小林さんが公募で新図書館長に選ばれ、中津川市に来たのは昨年7月。30年以上の司書経験を生かし、「図書館を中心にした街づくりに参加したい」と応募した。だが中津川では新図書館建設をめぐって町が二分していた。
 現在の中津川市立図書館は築32年。中央公民館の1階にあり、蔵書は13万冊だ。小林さんは「手狭で使い勝手も悪く、8万都市としては貧弱」という。「図書館は政争になる施設ではない。生活に寄り添い、支える場所です」。市内各地の説明会などでは、新図書館の必要性を訴えた。
 今、気に掛かるのは、「あなたは図書館と結婚したようなものだから」と送り出してくれた84歳の母。そして、中津川市のマークが入ったのぼりを作って見送ってくれた高校の生徒たちだ。「新図書館を見せられないのだとしたら、残念です」(安仁周)


◆手腕試される「街の融和」
 新図書館建設に端を発した出直し市長選は、青山節児氏の勝利で第1幕を終えた。二分された街をどう「融和」するのか、青山市長は難しい市政のかじ取りを託された。
 合併前の旧町村部の過疎や少子化、2027年開通のリニア中央新幹線を生かした街づくり。課題山積の中、真っ先に直面するのが新図書館の建設問題だ。
 市長選で「中止」を公約したが、すでに進んでいる工事を止めれば、契約業者から億単位の損害賠償を求められる可能性がある。支出には市議会の承認が必要だが、市長選で青山氏を支援した市議は少数派だ。
 青山氏は23日の就任会見で、「図書館建設を中止しないでというメールも多かった」と話す一方で、「(中止の)公約は実行するという信念に変わりはない」とも強調した。
 賛否が分かれる問題で、前市長の大山氏は「聞く耳を持たない」と批判され失脚した。「市民の声に耳を傾ける」と約束した青山氏はどう取り組むのか。手腕が試される。(紅谷暢章)


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