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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2902チバQ:2012/01/20(金) 22:17:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20120120-OYT8T00131.htm
「過疎地の代表不在」懸念

意見交換会 定数減に難色意見も
 議員定数削減に取り組む白山市議会は19日、合併前の1市2町5村の議長経験者を交えた議会改革の意見交換会を開いた。同市議会は、3月議会で現行28の定数を削減する方針を固めているが、出席者からは「過疎地域を代表する議員がいなくなる」など定数減に難色を示す意見も出された。

 同市議会は、前回(2009年)選挙が無投票当選だったため、今の任期中に定数削減を求める声が高まっている。藤田政樹議長の諮問機関である「議会改革検討委員会」は昨年12月、「定数は18〜24が望ましい」とする改革案を答申した。これを踏まえ、市議会は定数を削減する条例案を3月議会に提出する方針だ。

 藤田議長は、この日の意見交換会で現職市議の平均年齢が61・8歳で、合併前から数えると4期以上の議員が20人と高齢化が進んでいることを説明。「若い人材にもっと議員になってほしいが、現在の報酬(月額43万円)では専業で議員となるのは難しいという声が大きい」と述べ、議員報酬増と定数削減をセットにした議会改革の必要性を訴えた。

 一方、同市議会を巡っては、定数減で白山麓地域など「過疎地域の代表者不在」を懸念する声も挙がっている。実際、05年の合併に伴う市議選は、旧1市2町5村から最低1人は議員が選ばれる特例で実施された。09年の市議選は無投票だったものの、白山麓旧5村地域出身議員は6人から2人に減った。

 旧尾口村の出席者は「市が進めようとする庁舎や施設の統廃合について、地元に情報が伝わってこない」と、白山麓を地盤とする議員減少の弊害を指摘。旧美川町の出席者からも、地元から定数維持を訴える陳情が市議会に提出されたことを踏まえ、「住民の声を市政に反映するため、これ以上の定数削減は望ましくない」との意見が出された。

 これに対し、「議会には地域代表の役割から抜け出し、白山市全体を考えることができる議員が必要。若く見識のある人にもっと目指してもらうべきだ」と、市議会改革に理解を示す出席者もいた。

 藤田議長は終了後、「次代を担う若い人材が、来年の市議選に多く立候補してもらう環境を整えたい。今日の意見も踏まえながら、最適な議員定数を決めたい」と述べ、3月議会で定数を削減する考えを強調した。

(2012年1月20日 読売新聞)


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