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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2811チバQ:2011/11/10(木) 22:58:19
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001111100001
野々市町、あす 市に昇格
2011年11月10日


5日朝、庁舎正面玄関の案内板が「野々市市役所」に掛け替えられた。町内にある表示板の変更も急ピッチで進んでいる=野々市町役場




◆単独での新市41年ぶり◆


〜*福祉業務も開始へ*〜


 11日付で野々市町が県内11番目の市「野々市市」へ昇格する。合併によらない単独での新市誕生は1970年の旧松任市(現白山市)以来41年ぶり。市になれば「福祉事務所」の設置が義務づけられる。生活保護の受給手続きなど県から移譲され、事務作業が多忙になりそうだ。


 町によると、これまで、町の窓口でも生活保護受給の受け付けや相談などに対応してきたが、決定には県を通す必要があり、時間がかかった。今後は市で受け付けから支給までの業務が出来るため、迅速な対応が可能になるという。一方、同町の受給者は6月末は約210人だったのが、10月末には250人以上に急増。景気低迷の影響で今後さらに増える見通しだ。


 受給の手続きにあたる福祉事務所は、健康福祉部長が所長を務め、しあわせ支援課、介護長寿課、子育てあんしん課の3課が置かれる。生活保護以外にも障害児福祉手当の受給の手続きや、母子家庭の自立支援などを県に代わって行う。


 市制移行を想定し、町はしあわせ支援課の職員4人を、昨年度から交代で県石川中央保健福祉センターへ派遣。半年から1年、受給者の訪問や面接などの業務について実地研修をしてきた。


 だが、支給の決定に至るまでの調査や手続きは煩雑で、慣れた職員でないと難しい。担当者は「想定を上回る受給者の増加があれば職員の負担も増す」と話す。ある町議は「県から移譲される事務は町職員には未経験。施行後すぐにきちんと対応ができるか、不安だ」と懸念する。


◆粟貴章町長に聞く◆


〜*成熟したまちへの転換を*〜


 粟貴章町長に、「市」になることの利点や今後の方針について聞いた。


 ――市制施行のメリットは


 まず、自治体としての権限が増えることだ。地方分権の流れはあるが、市町村では市にしか移譲されない権限がほとんど。権限が増えれば、福祉など身近な分野で質の高いサービスが提供できる。具体的な数字で表すことは難しいが、住民生活が今よりも便利になると考えている。


 ――施行に向けての準備は


 町として最大限の努力をしてきており、実務面の心配は全くしていない。新たな業務も、職員が研鑽(けんさん)を積んで十分に準備を進めてきた。万が一、スタート後に問題点が見つかった場合は、その都度すぐに対応するようにしたい。


 ――今後はどのようなまちづくりを目指すのか


 野々市は名前通り「市(いち)」として発展してきた歴史がある。それを踏まえ、人・ものが集まる、にぎわいのあるまちを目指す。単独で市になるため、コンパクトで住民がまとまりやすい。住民と行政の「協働」で、活力ある街をつくりたい。


 野々市はまだ成長過程にあり、市制施行を契機に成熟したまちへの転換を目指す。域内の県立大、金沢工業大とも連携し、様々な発信もしていきたい。


 ――一番に取り組むべき課題は


 人口が急増したこともあり、これまでは学校の整備などに追われてきた。予算の問題もあるが、住民からの要望があれば、これからは文化やスポーツ施設の拡充も進めたい。もちろん、生活基盤の整備も引き続き大切だ。これまで以上に住民と議論を深め、「何が必要か」を一緒に考えたい。


(聞き手・井潟克弘)


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