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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

253千葉9区:2009/02/21(土) 15:32:29
>>226-231
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000902170001
市民の審判なき白山市W選 
2009年02月17日


◆残る「ムラ」体質◆


 白山市長選と同市議選(定数28)は15日に告示され、共に定数以上に立候補の届け出がなく無投票となった。県選管によると県内の市長・市議のダブル選で共に無投票になったのは記録がある1947年以降初めて。市長選は合併直後の前回も無投票で、有権者は4年に一度の市政への意思表示の機会を二度も失った。人口11万人、県内第2位の都市にはほど遠い、旧来の「ムラ」体質があるようだ。


(那波智彦)


◆事前に候補者調整?◆


 「高齢で市長の激務に耐えられない」「市と市民のことを考え、出馬を取りやめた」「供託金(100万円)の額が高すぎる」


 一時は4人が乱立する様相だった市長選は、現職の角光雄氏以外の3人が、それぞれ理由を口にして断念した。


 角氏は「無投票は4年間の市政に市民から及第点を頂いた結果。私だけでなく市議も無投票で良かった」と話す。しかし同市選出の県議の1人は「地域が大きい所は声も大きい」と舞台裏で候補者調整があったことをにおわせた。


 一方、市議会は定数を35から28に削減し、旧1市2町5村の選挙区制から、全市1区制とした。人口の少ない白山ろくの議員が減り、都市部の議員が増えるのは必然だった。


 市議選の候補者の1人は告示前の取材に「(候補者を)白山ろく旧5村で新顔1人、現職1人の2人に絞った」と候補者間での調整があったことを認めた。


 白山ろくに住む団体職員の30代男性は「調整なしで選挙すると(白山ろくには)1人も議員がいなくなる」と訴えた。前回市議選では旧5村の選挙区で当選者の獲得票数は千票足らず。候補者が乱立すれば都市部の候補者より不利なことは確かだろう。


 告示の15日、届け出数が定数を超えない様子に市幹部は「(市議定数は)28でも多かったかな。24くらいが妥当だったのかも」とこぼした。


 市議選に今回立候補しなかった現職の1人は「全市1区の選挙なのに、まるで『ムラ』の選挙。みんな地域のことばかり。このままでは市全体を考える政策が生まれない」と嘆く。


 金沢大学の岡田浩教授(政治学・投票行動論)は「住民の意見に耳を傾けて争点化する作業をしないと、誰を出すかにばかり関心が集中してしまう。本来の選挙の意義としては議論で争うのが望ましい。住民が選択する機会を失う無投票は大変残念なことだ」と指摘している。


        ☆           ☆


◇新市長・角氏の横顔◇


=「任せられぬ」と出馬決断=


 今回の立候補は年齢を考えて悩んだが、「ここ3年は80億円の公債費がいる財政的に厳しい時期。金融危機で税収も15億円減る。新しい人に今の市を任せるのは無責任」と、決意した経緯を話す。


 2期目はまず雇用対策に取り組み、「一次産業も絡めた産業振興を雇用につなげたい」と力を込めた。


 北陸鉄道石川線の存廃問題は「廃止届が出た区間は残せるなら残したいが住民が乗らない電車に税金は出せない。コミュニティーバスなども考えたい」。しかし「野町―鶴来間はいかなる努力をしても存続させたい」と話す。


 市民の一体感については、「地域住民のよりどころとなる(旧7町村の)支所の統廃合を4年間でやるつもりはない。各地区の祭りやイベントで地域が文化・歴史の交流をすることで地域は結束して盛り上がる」と断言する。


 最近、余暇に陶芸の抹茶わんづくりを始めた。「休みには趣味に没頭することが健康に一番良い」。長男夫婦と孫夫婦、ひ孫に囲まれた7人家族でにぎやかに暮らす。


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