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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2491チバQ:2011/04/13(水) 23:11:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110412-OYT8T01120.htm
女性県議、1人だけに

支援者と抱き合って喜ぶ安居氏(10日午後11時21分、金沢市の事務所で) 県議選では、女性候補が前回の5人から2人に減り、当選者は自民新人の安居知世氏(42)だけだった。過去8年間、県議会には女性議員が3人いたが、選挙の結果、12年ぶりに1人になる。背景には、女性が政界に進出しにくい本県の保守的な政治風土があるようだ。

 「当選できたのはうれしいけど、女性県議が1人だけというのは極めて残念」

 金沢市選挙区で初当選を果たした安居氏は10日、歓喜に包まれた事務所で、複雑な胸の内を打ち明けた。

 県内では県議に限らず、市町議や首長も女性の政治家が少ない。女性議員は県と19市町で28人。市町で女性議員が最も多いのは、金沢市の4人、野々市町と津幡町の3人と続くが、6市町はゼロだ。県知事や市町村長には、これまで女性が就任した例がない。

 その理由について、安居氏は「県内には、女には、難しい話は任せられない。家のことさえしていればいいという感覚が根強いから」と分析する。

 安居氏自身、35歳で客室乗務員から金沢市議に転身した時、先輩の男性議員から信じられない言葉を浴びせられた。

 「女は愛嬌(あいきょう)やから、笑っていたらいい」

 私は単なるマスコットか――。体中の力が、がくっと抜けたことが、いまだに忘れられないという。

 “男尊女卑”の壁は、金沢市選挙区で落選した民主現職の広岡立美氏(59)も、日々の政治活動の中で痛感していた。

 広岡氏は、委員会や審議会など、意思決定の場に女性が少ないことに問題意識を持っていた。県に女性委員を増やすように働きかけてきたが、要求に応じた執行部からは、「入れてやったぞ」と言わんばかりの態度を取られたこともあったという。

 広岡氏は、県立中央病院の産婦人科には以前、和式トイレしかなく、出産後、つらい思いをした女性が多かったことを挙げ、「こうした問題は女性にしか分からない。多様な立場の人が、意思決定に参加することが大切なのに、そのことがなかなか伝わらない」ともどかしい思いを吐露する。

 石川の保守的な風土に風穴を空けようと、安居氏は昨年11月、市町の女性議員と連携し、女性の政治参加を進めるための勉強会を始めた。経営者や主婦など、それぞれの視点から政治に声を上げやすい環境を作り、将来の地方議員発掘につなげるのが狙いだ。

 「私は、高校時代の恩師が国会議員ということもあり、立候補しやすい環境にあった。だが、普通の女性に『議員出まっし』と誘っても簡単にハイとは言えない。そうした人が立候補しやすい環境を整えていきたい」。安居氏は当選後の抱負をこう語る。

(2011年4月13日 読売新聞)


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