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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2477チバQ:2011/04/13(水) 22:59:17
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811104130002
検証  知事選(下)
2011年04月13日


自民党の小泉進次郎衆院議員が駆けつけた街頭演説では、市民公園を聴衆が埋め尽くした=9日、四日市市安島1丁目

■野党共闘、本丸崩す


 投開票日が迫った4月5日夜。1800人を収容する四日市市文化会館のホールがぎっしり埋まった。


 自民党、みんなの党が推薦し、公明党県本部が支持した鈴木英敬氏(36)が壇上で繰り返したのは、「変革」の二文字だった。


 「一部の人が甘い汁を吸う三重を変えないといけない。変えるチャンスは、今しかないんです」


 駆けつけた公明党県本部の中川康洋代表は、駐車場からの人波や会場の熱気に「うねり始めたな」と感じていた。「四日市の経営者らが、動員ではなくて、意思で集まった。演説も、聴衆に響いていた」


 4日前の1日夜、同じホールで開かれた民主党推薦の松田直久氏(56)の決起大会に、同党の岡田克也幹事長の姿があった。


 東日本大震災後初の三重県入りで選んだ場所は、盤石なはずの自分の地元。しかし、会場には空席が浮かんでいた。「岡田さんの会合でこんなことは初めて」と労組幹部の表情が曇った。


 県内最大の有権者を有する四日市市で、鈴木氏は松田氏を1万6136票上回った。ほかの市町で松田氏が積み上げた5769票差をひっくり返した。


 1990年代前半、政治改革の流れの中で、自民党の若手国会議員だった岡田氏や北川正恭氏、野呂昭彦氏が離党。95年、3人が所属した新進党から北川氏が知事選に挑み、自民、社会推薦候補を破った。民主党につながる流れが生まれ、三重では民主系が「与党」の地位を保ってきた。


 民主党は09年総選挙で政権交代を果たしたが、10年参院選で惨敗。県内でも退潮は止まらず、朝日新聞の出口調査でも、参院選で36%だった民主支持層が、知事選では31%まで下降。逆に23%だった自民支持層は32%に上昇した。


 知事選で、自民党が対決構図を鮮明にしたのも「反民主の追い風」(同党県連・三ツ矢憲生会長)を感じたからだ。敵の「本丸」の四日市市には、安倍晋三元首相や石原伸晃幹事長、小泉進次郎衆院議員ら「党の顔」が連日入り、震災対応に四苦八苦する民主党を批判。変革を訴える、若い鈴木氏を勢いづけた。


 「政権交代のときの自民党と民主党の役割を逆にしたみたいだったな」。選挙後、民主党の三谷哲央県議は残念がった。「松田さんは実績を強調したが、鈴木さんは未来への夢を語った。それが都市部の人の心をつかんだんだろう」


 三重でも「政権交代」は起きたが、期待に結果で応えられなければ、逆の構図が生まれる。


 12日、当選証書を手にした鈴木氏は「『変えるんだ』と約束をして、37万9472票いただいた。しっかりやる覚悟でいます」と語った。
(中島嘉克、永友茂則、姫野直行、藤崎麻里)


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