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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2461チバQ:2011/04/11(月) 22:21:00
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104110002
静岡市長に田辺氏
2011年04月11日


初当選を決め、花束を掲げて支持者の声援に応える田辺信宏氏=静岡市葵区

 統一地方選の前半戦が10日、投開票された。新顔3人が立候補した静岡市長選は、元県議で自民推薦の田辺信宏氏が、元参院議員で地域政党「減税日本」公認の海野徹氏との事実上の一騎打ちを制した。県議選は、政権与党として戦った民主が大きく議席を減らす一方で、自民は順調に議席を伸ばし、過半数を制した。浜松市議選は、深夜に及ぶ開票作業で全7選挙区の当選者が決まった。


 ■海野氏かわし初当選


 新顔3氏が争った静岡市長選は、元県議の田辺信宏氏(49)=無所属、自民推薦=が、地域政党「減税日本」公認で元参院議員の海野徹氏(61)、前市議会議長の安竹信男氏(64)=無所属=を破って、初当選した。旧静岡市時代の1994年から市政を担った小嶋善吉市長に代わる、17年ぶりの新市長となる。当日有権者は58万4696人。投票率は52・58%で、前回を1・82ポイント上回った。


 静岡市葵区の田辺氏の選挙事務所に当選確実の知らせが入ると、地響きのような田辺コールがわき起こった。田辺氏は「大変な思いをされた(大震災の)被災者のことを心に留めた選挙戦だった」と振り返り、「静岡市から元気を送りたい。強さとぬくもり、優しさを持った新しいリーダーとして、粉骨砕身で働きたい」と抱負を述べた。


 田辺氏は旧静岡市議、県議を務めた後、2003年、05年の衆院選に続けて敗れた。首長選は今回が初挑戦。古巣の自民党や、連合静岡の推薦を受け、民主党県連会長の牧野聖修衆院議員らの支援も得て、組織選挙を展開した。


 海野氏は、1303票差で惜敗した前回市長選に続く落選となった。今回は「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長の全面支援を受けながら、「真の行財政改革は減税から」と訴えたが、及ばなかった。海野氏は敗戦が決まった後、政界を引退する意向を明らかにした。


 安竹氏は家族らと手作り選挙を展開したが、支持が広がらなかった。


 ■「改革」よりも「安定」 団結ムード追い風


 《解説》選挙期間中、他候補がほとんど1人でマイクを握ったのに対し、田辺氏の傍らには常に応援弁士がいた。自民、民主両党の県選出国会議員らが顔をそろえた出陣式。終盤には、民主党からは前原誠司前外相、自民党からは石原伸晃幹事長などと、党幹部の来県が相次いだ。


 応援を受けて、田辺氏は繰り返した。「今、私たちは一つになる時です。男性も女性も20代も80代も、民主党も自民党も。私にはたくさんの仲間がいます」


 東日本大震災の発生後、国政でも与野党団結ムードが生まれる中で、田辺氏につきまとっていた「相乗り候補」の批判は弱まった。


 知名度、実績ともに勝る海野氏が、議会との対立で話題となった河村たかし名古屋市長と手を組んだことも結果的には幸いした。


 田辺氏は「この非常時に、安定した市政を選ぶのか、混乱の市政を選ぶかの選挙です」とも訴え続けた。有権者の選択が、混乱を招く危うさをはらむ「減税による改革」よりも、「安定」へと傾いたのは自然な結果といえるだろう。


 新市長となる田辺氏に問われるのは、支援を受けた市議らに対していかに主張し、独自色を出せるかだ。選挙中、県や他市町との連携も強調した。浜松市の鈴木康友市長は松下政経塾の先輩。川勝平太知事も大学での指導や留学など共通経験が多く、慕っているというが、「連携」が従属や妥協であってはならない。


 市長を目指すと決めてから約6年、様々な職業や立場の市民数人と語り合う座談会を重ねた。「座談会で学んだ現地現場主義が私の最大の政治姿勢。市長になっても生の声を聞き続けたい」と田辺氏。市民と同じ目線で物事をとらえ、国や県とも対峙(たいじ)できるか。政治姿勢の真価が試される。(杉山圭子)


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