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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2415チバQ:2011/04/09(土) 01:05:58
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/touitsu/touitsu110403_1.htm
県議選ルポ 名東区 「減税」エースを刺客に
自民「反大村」前面 民主は埋没に危機感


候補者の応援に駆けつけて、マイクを握る大村知事(右)(1日、名古屋市名東区で)=加藤学撮影 首長新党と既成政党の全面対決となっている愛知県議選。名古屋市の名東区選挙区は民主、自民の現職に減税日本の新人が絡む三つどもえの構図で、舌戦も日々、激しさを増している。

 「減税は間違いだ。減税分を医療や介護、災害対策に」。筒井は2日、選挙カーに乗り込むと早速、マイクを握り、知事の大村秀章が実現を目指す県民税10%減税を真っ向から批判した。

 9期のベテランで、「地域政党の候補がどれだけ地元を見ているというのか。自分はずっと地元とつながってきた」と自負。それだけに、自民党県連の方針に反して知事選に出馬、市長の河村たかしと手を組んだ大村が「裏切り者」に映る。

 県議会2月定例会の一般質問でも、「河村さんがヒトラーなら、あなたはムソリーニ」と攻撃。これに対し、大村が翌日の記者会見で、「総力を挙げて議席を奪う」と宣戦布告したことで、対立が決定的になった。

 筒井は告示日の出陣式でも、一般質問の様子を収めたビデオを放映するなど、反大村を前面に出し、「イエスマンだけでは、議会のチェック機能が果たせない。私のような議員も必要だ」と意気込む。

△  △

 大村が「ミスター減税日本」と呼ぶ三宅は、「最重点区」(大村)に送り込まれたエース級の“刺客”だ。

 河村の衆院議員時代から選挙戦の陣営を取り仕切り、市議会のリコール(解散請求)運動では請求代表者に名も連ねた。選挙カーからは、「河村たかし、大村知事、三宅功」と、候補よりも先に市長、知事を紹介するテープが流れる。

 3月の出直し市議選で、名東区では激戦の末に減税日本の3候補のうち、2人が初当選。陣営は「次はトップ当選だ」と鼻息も荒い。

 1日の告示日には、街頭演説に大村が応援に駆けつけ、夜には河村が事務所で「絶対に勝ってちょう」とハッパをかけた。だが、過去2回、市議選で落選した三宅は「『絶対に勝つ』と言われた時も負けた。『二度あることは三度』とも言う」と、不安を口にする。

 減税を最大公約に掲げ、自転車街宣など徹底した河村流で議席を狙う三宅は2日も、不安を打ち消すようにペダルをこぎ続けていた。

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 筒井VS大村の激突という様相の中、埋没への危機感を募らせる富田は2日、ひときわ人目を引くラガーシャツと半ズボン、ハイソックス姿でショッピング街に立った。高校時代はラグビー部で、「県の防災計画を見直して万全を期す。震災が起きた今こそ、一人はみんなのため、みんなは一人のための精神で、新しい国のかたちを作っていきたい」と力を込めた。

 ただ、追い風に乗って「民主党公認」を強調し、トップ当選した前回とは一転、マイクで支持を訴えるスタッフから、「民主」の言葉は聞かれなかった。

 事務所には菅政権を批判する電話やメールも相次ぐ。「原発事故で一体何をしているのか」「子ども手当を震災の復興に回せ」。告示前から謝罪に奔走し、かつてない劣勢に歯を食いしばる富田だが、一方では、減税日本の勢いにかげりも感じ始めている。

 「震災で減税を掲げにくい空気がある。戦い方次第では、十分に勝機があるはずだ」

(敬称略)



 統一地方選前半戦の県議選は、地域の政策課題などをめぐる論戦に加え、首長新党の消長や、次期衆院選に向けた基盤固めと位置づける既成政党の戦いぶりも注目される。選挙戦の焦点を象徴する愛知、岐阜、三重県議選の注目区で、候補者たちの動きを追う。


〈メモ〉
 首長新党VS既成政党

 大村知事は、県民税減税や「中京都」構想などの公約実現には「県議会(定数103)で多くの同志が必要だ」として、自身の地域政党「日本一愛知の会」と、河村市長の「減税日本」の統一候補計43人を公認。他党の推薦候補などと合わせて過半数確保を狙う。一方、民主の公認は45人、自民は56人、公明は6人。共産は候補を4人に絞って議席回復を、みんなの党も2人を立てて初の議席獲得を目指している。



(2011年4月3日 読売新聞)


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