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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2377チバQ:2011/04/09(土) 00:00:03
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000651104050001
【県議選/争点を探る】


新幹線着地点はどこに/上越市
2011年04月05日


建設が進む北陸新幹線の周辺を走る選挙カー=上越市で

「知事に、あげた手をそろそろ下ろしたらどうですか、と言いたい」


 1日の出陣式で、みんなの党新顔の近藤彰治氏は、北陸新幹線をめぐる泉田裕彦知事の姿勢を公然と批判した。


 泉田知事は、新幹線新駅の仮称「上越駅」への全列車停車と建設負担金見直しを掲げ、国との協議が進展しないうちは負担金を払わないと強硬姿勢をとり続けている。負担に見合う受益を求める知事の主張に、沿線自治体の首長や地元県議らは一定の理解を示し、これまで表立った批判は出ていなかった。


 近藤氏は「JRは慈善事業じゃないから全部止まるわけがない。9割前後でいいから、乗り降りしてもらえるまちづくりを早くやるべきだ」と主張する。


 一方、自民現職の市村孝一氏は出陣式で「全列車停車させたい」と声を張り上げた。取材に「絶対に譲れない。1本でも通過を認めると5、6本に増える。すべて止まるかどうかが、地域が発展するか衰退するかの境目だ」と語った。


 無所属新顔の矢野学氏は「全列車を、との思いは知事と同じ。ただ予定通りの開業に心配も出ており、知事は上越で説明責任を果たしてほしい」と、2日の個人演説会後に語った。


 ほかの候補者は知事の主張とは一定の距離を置き、国との協議の進展を期待する。「開業の遅れは許されず、他県とのあつれきが深刻にならないようにするべきだ」(民主現職の梅谷守氏)との認識からだ。


 自民現職の楡井辰雄氏は「知事は並行在来線の負担軽減などを考え駆け引きをしていると思うが、(開業を熱望する)富山や金沢の人たちのことも考えるべきだ」。自民現職の小林林一氏は「選挙が終われば上越地域の県議団で、知事と国、沿線4県の間に入って落としどころを探りたい」と述べた。


 仮称「上越駅」は、交通拠点のJR直江津駅より10キロ南の郊外にできる。県によると上越―東京間は最速型が止まれば約1時間35分で結ばれるが、各駅型だと2時間20分程度かかると見込まれ、現在のほくほく線の特急と上越新幹線乗り継ぎ(約2時間15分)と比べ時間短縮効果は限定的だ。


 直江津より東の「ほくほく線沿線住民はほとんど北陸新幹線を利用しないのではないか」(社民現職の小山芳元氏)との見方すらある。小山氏は、現在直江津までのほくほく線を「上越駅」に乗り入れるよう主張している。


 無所属新顔の滝沢一成氏は「停車8割でも利用しやすいダイヤにして、公共交通機関でストレスなく新駅へ行けるようにすることが大事だ」と語る。


 2015年春の開業予定まであと4年を切ったが、上越市内では期待感は高まらない。JRから経営分離される並行在来線の赤字負担、新駅と離れた高田や直江津の市街地衰退などの懸念が大きいためだ。


 「将来にわたって並行在来線を維持できるのか」と心配する市民は多い。共産新顔の伊藤誠氏は「在来線を守るために国を動かすには、沿線各県の連携が必要。全列車停車を追求して、連携を損ねるようでは困る」との立場だ。(遠藤雄二)


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