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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2355チバQ:2011/04/05(火) 23:27:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110404-OYT8T01145.htm
演説手法/選挙カー速度/休憩時間 知事選2候補 違い際立つ

 10日投開票の知事選で、現県政を批判する共産党新人の宇野邦弘候補(59)に対し、無所属現職の西川一誠候補(66)(自民・公明推薦)は2期8年間の実績を強調するなど、訴えの内容は対照的だ。それだけでなく、選挙運動の戦略や手法も違いが際立っている。ある一日の両候補への密着取材で、選挙戦の舞台裏にスポットを当てた。(畑本明義、青木さやか)

 ■集中と選択

 宇野候補の街頭演説は、いつも内容がほぼ同じ。坂井市の商店街では「原発推進が良いのか悪いのかという選挙」「新幹線より災害復興を進める時だ」と強調。次の場所でも、原発14基の稼働を容認する県の原子力行政と、県が目指す北陸新幹線の県内延伸を痛烈に批判した。

 西川候補の演説は、聴衆の顔ぶれや土地柄に応じた話題を選ぶ。池田町の山村では「農業、林業、しっかりやります」、鯖江市の住宅地では「学力日本一にさらに磨きをかける」と変化した。使う用語や語り口も、柔らかい表現の時もあれば、歯切れの良い口調で話すこともあった。

 ■緩急

 宇野候補の選挙カーは、ゆっくりと走る。「政策をじっくり聞いてほしい」のが理由という。この日の昼休憩は1時間。坂井市内の女性党員宅で、カレイの煮付けなどをおかずに、ご飯2杯を平らげた。「よし行こう」。のんびりした表情が一変、肩を回して選挙カーに飛び乗った。

 組織型選挙の西川候補は、過密スケジュールを必死でこなす。選挙カーで沿道に手を振り、車を降りると支持者から握手攻め。25分間の昼休憩で弁当を食べてすぐ出発。密着した約9時間の走行距離は200キロ。強行軍にも「あと1週間だからね」と笑う。夕方は10分間で丼物を食べた。

 ■手法の違い

 宇野候補は、1人でも多くの有権者に顔と名前を売り込み、懸命に支持を訴える作戦だ。商店街や公営住宅など、人が多い場所を求めて移動する。雑貨店の中で耳を傾けていた70歳代の女性は、宇野候補の新幹線を巡る演説に「私も新幹線なんか期待していない。それより寂れる商店街の方が問題」とうなずいた。個人演説会の参加者は10人だったが、「共感してくれる人を少しずつ増やしたい」。真っ赤に日焼けした顔で、明るく語った。

 西川候補はどこの場所を訪れても、数十人の支持者が待ち受けていた。選挙カーを降りると、スタッフがマニフェスト(公約)や個人演説会の案内を手際よく配布。しばらく後に同じ場所に戻っても、まだ手を振っている人がいる。ある支援者は「これが『強固な支持』の実態だ」と自信を見せる。西川候補がこの日漏らした唯一の泣き言は「手が痛いんだよ」。1日の活動を終える頃、数え切れないほどの人数と握手した“代償”を感じる毎日だ。

(2011年4月5日 読売新聞)


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