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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2206チバQ:2011/03/12(土) 15:32:21
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110309ddlk20010002000c.html
「ねじれ」の行方:’11県議選の構図/5止 再編の足音 /長野
 ◇消える「田中」の刻印 「みんな」は基盤強化が課題
 田中康夫元知事に賛同する県議たちが結成した会派「トライアル信州」(4人)は、昨夏の知事選で田中系市民団体が擁立した候補を後押ししたが、民主・自民の政党対決のはざまで、得票率2割どまりの最下位に沈んだ。

 田中氏が県政を離れて4年半。今や国政で民主と連携する立場にある田中氏の、県への影響力は退潮が著しい。トライアルは知事選の直後、阿部守一知事を「厳しく支える」として与党入りした。

 その理由には、阿部氏の掲げる県民主権や情報共有などが「田中氏の姿勢に近く、理念が生きている」ことが挙げられていた。だがそれから半年、「今さら田中さんの名前を出して、何かを主張するということはない」とはトライアルのある県議。もはや過去の人、という空気が漂う。

 実際、かつて田中氏を支持していた、いわゆる「市民派」も足踏みしている。「知事選で勢いをつけて、県議選に多数の候補擁立を」ともくろんだシナリオは立ち消えになった。今のところ、県議選に向けた動きは低調だ。

 ただ、トライアルが結成の動機からして、田中氏の主張の流れをくんでいることに違いはない。「脱ダム宣言」の象徴だった県営浅川ダムの建設継続を阿部知事が決めたことには、「追及していきたい」と批判的な同会派。来年度当初予算案の採決でも、知事との路線の違いが再び表面化する可能性はある。

  ◆ ◆ ◆

 「党の主張を理解していただく挑戦だと思っている。一からのスタートだ」。1月末、県議選で初めて候補擁立を発表したみんなの党の井出庸生・参院県第1支部長は慎重な口ぶりを崩さなかった。

 自身が出馬した昨夏の参院選では、民主・自民の2大政党以外の受け皿として18万票あまりを獲得。全国の躍進の波に乗って、県内で存在感を示した。しかしその後は組織の弱さが否めず、県議選の公認候補予定者は公募に応じた2人にとどまっている。

 全国的にみても、河村たかし名古屋市長、橋下徹大阪府知事らの地域政党と、無党派層の奪い合いになる可能性がある。また、行財政改革などを前面に出して追い風に乗る党の戦術が、地方選挙でどこまで効果があるかは未知数だ。

 3人目以降の候補擁立については「複数の人が公募に応じており、現在検討している」(井出氏)。県議会に初めて議員を送り込み、県内の基盤強化に向けた足がかりをつかむことが、同党の大きな課題だ。

  ◆ ◆ ◆

 昨夏、県政史上初めての民主系知事の誕生で始まった「ねじれ」県議会。国政につらなる与野党の攻守交代と数の駆け引き、「田中時代」の落日と新勢力の勃興(ぼっこう)など、信州の政治に新たな変化をもたらした。政策の遅延や、勢力の再編を招くともされるねじれに対して、あと1カ月ほどで県民の審判が下る。=おわり(この連載は光田宗義、福田智沙、渡辺諒が担当しました)


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