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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2205チバQ:2011/03/12(土) 15:31:36
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110308ddlk20010005000c.html
「ねじれ」の行方:’11県議選の構図/4 共産と県ク・公明 /長野
 ◇急速に増す存在感 知事との距離感見きわめ
 保守系の知事野党と民主・社民系与党は、いずれも自分たちだけでは県議会の過半数(29)に届かない。そのため、昨夏の知事選後に急に存在感を増したのが、各7人の県議を擁する共産党県議団と県民クラブ・公明だ。それぞれが野心的に振る舞えば阿部県政の死命を制することも可能だが、2会派は今のところ、そこまで旗幟(きし)を鮮明にしてはいない。むしろ、阿部守一知事との距離感を見きわめている最中のようだ。

   ◆ ◆ ◆

 長野市北部の県道を上ると、10台ほどの重機やトラックがせわしなく山を切り開く姿が見えた。田中康夫元知事の「脱ダム宣言」で、建設が一時ストップした県営浅川ダム。斜面では、ダムのコンクリート堤防の基礎工事が進む。田中氏を破った村井仁前知事が「建設推進」に針を戻し、阿部知事も昨年11月、その方針を踏襲した。

 田中県政の与党だった共産県議団は、その後も「建設反対」路線を保ってきた。昨夏の知事選は、田中元知事の支持者らが推す候補を支援。昨年12月県議会では補正予算案に最終的に賛成したが、来年度当初予算案に同ダム建設費が盛り込まれた2月県議会では、野党色を強めている。

 同党は「阿部知事が行ったダム事業の再検証作業には疑問がある」(石坂千穂団長)として、7日の危機管理建設委員会に、ダム建設費を削除する修正案を提出した。否決されれば、当初予算案そのものに反対する構えだ。

 一方、石坂氏は「予算案の浅川ダム以外の部分に大きな異論はない」とも説明する。本会議の討論の際も「ダムがあるので反対せざるを得ない」との意思表示をあえて行うといい、知事と協調する余地を残そうとしている。

   ◆ ◆ ◆

 共産と同じ7議席を有する県民クラブ・公明。村井前知事の与党だったこともあり、昨夏の知事選では自民党県議団、創志会の保守系2会派とともに、村井氏の後継候補を後押しした。阿部県政には「是々非々で臨む」とし、野党的な姿勢を崩していない。

 ただし、事業仕分けを巡って審議が紛糾した12月県議会では、「仕分けそのものは否定しない」として県の原案に賛成。保守系とは別行動を取った。県ク・公明の中には県議選で連合長野の推薦を受ける候補もおり、知事、自民双方に対して微妙な距離を保つ。

 一方、公明県本部の太田昌孝代表は菅政権の先行きが不透明な現状を踏まえ、「県議選にも、民主政権に対する評価といった国政の影響が出る」と指摘。ローカルマニフェストに「議員報酬の削減」「県議定数の削減」などを盛り込み、衆院解散も見据えた独自色の発揮を図っている。

 最大会派を争う自民県議団、民主・社民系の「改革・緑新」は、ともに県議選の候補が足りず、全員当選しても他会派を必要とする状況は変わらない。選挙を経て、共産、県ク・公明がキャスチングボートを握る場面は、意外と早く訪れるかもしれない。=つづく


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