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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2204チバQ:2011/03/12(土) 15:30:33
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110303ddlk20010003000c.html
「ねじれ」の行方:’11県議選の構図/2 苦境の民主 /長野
 ◇「知事与党」を前面に 「最大」目指すも連合と温度差
 県議会棟2階にある知事与党「改革・緑新」(12人)の部屋。真正面に張られたクリアファイルに、「勝って勝って勝ちまくれ」と威勢のいい文字が刻まれている。特に会派の中心である民主党県連にとって、自民党から最大会派を奪取することは悲願だ。

 だが、民主が「勝ちまくれ」たのは09年の衆院選までだった。政権交代を実現した同党だが、「参院選でも多数派を占め、今春の県議選で自民にとどめを刺す」という理想のシナリオは、昨年7月の参院選で裏切られた。

 それでも同8月の知事選は、連合長野、社民党県連とともに推薦した阿部守一氏が当選した。県政与党になった民主は昨秋、県議選の目標を「全区に公認・推薦候補を立てて20人以上を当選させ、自民県議団から第1会派を奪う」と掲げた。しかし菅直人政権の迷走で党の求心力が衰える中、新たな候補の擁立は難航した。あまりの逆風に、無所属での出馬を望む者も現れた。

 そして民主は、社民と無所属を含む改革・緑新全体で「最大会派を目指す」と、下方修正を余儀なくされた。会派代表でもある民主県連の倉田竜彦幹事長は「民主系がどれだけ当選できるかが、最大会派を作るには重要」と言う。ただし、民主は公認・推薦で前回の14人を上回る17人を擁立するが、自民の公認・推薦18人よりも少なく、擁立作業も事実上打ち切られた。社民の公認は2人で、推薦も3人どまりだ。

  ◆ ◆ ◆

 国政で苦境に立つ民主は、党の看板よりも「阿部知事への支持」を前面に打ち出し、8割を超える知事の支持率に頼った戦略にシフトしつつある。ある陣営は「知事と対立したら、県議は自分の政策を実行できない。『知事を支持するからこの政策ができます』とアピールする」と与党の強みを強調する。

 そもそも最大会派という目標は、その知事が綱渡りを強いられている県議会の「ねじれ」を解消するためでもあった。だが今や、その取り組みも社民、連合との間で温度差を生じている。

 社民県連代表の竹内久幸県議は「支持者の高齢化や人口減少で、党が単独で地方選挙を戦うのは厳しくなっている」。選挙後も民主と統一会派を維持することに異存はないが、勢力については「今の12人を超えればいい。減らしてはだめだ」と慎重で、民主の思惑とはズレがある。

 民主、社民を支援する連合が県議選で推薦・支持した26人には、知事選で阿部氏を推さなかった創志会と県民クラブ・公明の現職計4人が含まれている。近藤光会長は「推薦は知事を支持するかだけでは決めていない。選挙後の会派についても、連合が能動的に動くつもりはない」と距離を保つ。

 ある県議はやや楽観的だ。「国政と地方は違う。組織票を持つ現職が有利で、勢力に大きな変化はもたらさないのではないか」。だが、その先の懸念をあえて口にする人は少ない。県議選が終わってもねじれ議会が変わらなかったら、どうなるのか?=つづく

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 ◇県議会(定数58)の構成
 【知事与党会派】

 改革・緑新12人、トライアル信州4人

 【野党的な会派】

 自民党県議団18人、創志会9人、共産党県議団7人、県民クラブ・公明7人

 【無所属】1人


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