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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2202チバQ:2011/03/12(土) 15:28:45
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001103110001
【攻防の構図】下:地域間対決
2011年03月11日
◆融和訴え綱引き◆


 「地域間の争いを選挙に持ち込むのは本意じゃなかった」。2月末、鳳珠郡選挙区(定数1)の自民元職、宮下源一郎氏(63)は出馬断念の理由をこう語った。


 同選挙区は当初、無所属で出馬する民主推薦の現職、桜井広明氏(67)=新進石川=と、穴水町が地盤の宮下氏による一騎打ちが予想されていた。しかし能登町の自民党柳田支部が昨年秋から、「町から自民県議を出したい」と元柳田村長の山口彦衛(ひこえ)氏(65)を再三説得。固辞していた山口氏だが、2月25日に「半年頑張ったが、観念せざるをえなくなった」と出馬表明し、宮下氏が自民同士による地域対決を避けた形だ。


◇    ◇


 「県政とのパイプ」である県議の候補者選びは、時に同じ政党内で自治体間の綱引きを生む。


 「無投票が濃厚」と言われていた羽咋郡北部選挙区(定数1)。自民現職の石田忠夫氏(68)に対し、自民系町議の新顔、橘照茂氏(52)が2月4日に出馬を表明した。


 「志賀対富来の戦いの構図に持ち込めれば……」。今月5日、橘氏の事務所開きのあと、後援会幹部は思惑を口にした。2町の合併から5年半、志賀町では依然「旧町意識」が根強い。旧志賀町が地盤の橘氏にとって、有権者数が6割上回る地元での支持固めは当選への必須条件だ。


 旧富来町を地盤にする石田氏は、同じ日の事務所開きで「両旧町の融和の必要性」を力説した。陣営は旧志賀町にも2カ所の事務所を設け、集落単位でのミニ集会も計画している。


 梶文秋市長(62)の辞意騒ぎが起きた輪島市選挙区(定数1)も構図は似ている。


 新顔の会社役員上田義雄氏(60)は2月19日、地元の旧輪島市の事務所開きで「(旧)輪島からも立つといいねという声がたくさんあった」とあいさつした。2時間後、旧門前町が地盤の自民現職、宮下正博氏(61)は事務所開きで「融和には今が一番大切なときだ」と涙声で訴えた。


 輪島市選挙区には今回、鳳珠郡選挙区から旧門前町が編入された。有権者約2万7100人のうち、旧門前町の住民は24%にすぎない。北村茂男衆院議員が特別顧問に就任するなど組織力で優位に立つ宮下氏だが、陣営幹部は「旧輪島市でまず、顔と名前を売らねば」と呼びかける。


〜*地元代表 前面に*〜


 政党間の争いに、地域も絡んで激戦が必至なのが、8市町村が合併した白山市選挙区(定数4)だ。今回から全市が一つの選挙区になり、「松任・美川」対「山ろく地域」の構図が浮き上がっている。


 「人口の半分以上を占める松任から必ず2人出さなくては」。旧松任市を地盤とする自民新顔の市議大口英夫氏(45)は、事務所開きで出馬を決意した理由をこう述べた。松任は自民現職の吉崎吉規氏(62)、旧美川町は民主(新進石川)現職の米光正次氏(60)が地盤にしている。


 一方、山ろく地域では自民現職の山田憲昭氏(59)が出馬を予定。そこに一川保夫参院議員の政策秘書で、旧鶴来町出身の池田英一氏(53)が民主推薦の無所属で出馬を表明、選挙戦が濃厚になった。池田氏は会見で「鶴来と旧5村のお年寄りの排雪作業を何とかしたい」と述べ、「山ろく代表」を強調する。


 ある陣営幹部は「自民や、民主やと言っても、結局は地元の人間に入れるのが白山市の選挙や」と言い切る。言葉通り「地域代表」を前面に出した前哨戦はすでに過熱気味だ。


(大畠正吾、山岸玲)


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