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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2196チバQ:2011/03/08(火) 23:46:33
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110308/CK2011030802000136.html
既成党の不信見据え、スキ突く「減税日本」 統一地方選しずおか
2011年3月8日

 2月末、静岡市長選への出馬を表明している元参院議員の海野徹氏(61)の元に一本の電話が入った。電話の主は地域政党「減税日本」の代表を務める河村たかし名古屋市長。「腹をくくってやるなら減税日本の公認で出るべきだ。推薦よりインパクトがある」

 数日後の3月2日、2人は並んで記者会見に臨む。

 「既成政党の推薦を受けて政策協定を結ぶことは、何もやらないに等しい。既成政党では改革は実現できない」。海野氏は、減税日本公認での出馬を表明した。

 2月6日の名古屋トリプル投票で圧勝した河村氏。その背景には、減税に代表される公約への期待とともに、民主、自民の2大政党をはじめ既成政党に対する有権者の失望感がある。「今度はいつ来るの?」。3日夜、海野氏の女性支援者らの会合では、河村氏の動向を尋ねる質問が相次いだ。

 海野氏が減税日本の公認を受けたことで、選挙の構造は変わった。

 「市民税を10%減税するぐらいなら、市民の所得を10%増やす手を打ちたい」。元県議の田辺信宏氏(49)は、減税日本の旗印を真っ向から批判する。

 1日夜には、推薦を受ける自民党静岡県連主催の決起大会に臨んだ。「紆余(うよ)曲折はあったが、もともと自民の人」。塩谷立会長は身内意識を隠さない。

 2大政党は、それぞれ独自候補擁立を検討し、断念した。一時、田辺氏相乗りの機運も高まったが、名古屋トリプル投票後、民主党は推薦を見送った。民主最大の支援団体、連合静岡の推薦を受けているものの、自民党との関係が相対的に強まった。

 田辺氏本人が掲げる立ち位置は、超党派の「市民党」だが、現実は新旧の政党対決の様相を呈しつつある。

 政党の支援を受けずに市長選に出馬する前市議長の安竹信男氏(64)は、自身のブログで「選挙に勝つために風に乗りたがったり、推薦団体にすり寄ったり、まさに子どもの世界」と海野、田辺両氏の姿勢に疑問を投げかけている。

 注目を集める減税日本。だが、海野氏以上に河村氏と親交が深くても距離を置く向きもある。「私は、そりゃないですよ」。海野氏が会見した2日、浜松市長選で再選に挑む鈴木康友氏(53)は、こう一笑に付した。「地域から国を変えようという思いは一緒」だが、政治姿勢が異なる。「結局、今は(減税の)ワンイシュー。長期展望がないと、いずれ苦しくなる」

 ただ、既成政党に衝撃を与えていることも事実だ。牧野聖修民主党県連会長は、減税日本の海野氏公認が決まる前、報道陣に漏らした。「私も名古屋の選挙に行って、感じるところがあった。国政の動向をみると、既成政党は信頼を失っている」

 既成政党が足元からぐらつき、国政と地方政治のあり方も問われる今回の統一地方選。政治が迷走する中、静岡県内の選挙で各党は、どんな闘いをしようとしているのか。告示まで1カ月を切った現場からリポートする。 (統一地方選取材班)


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