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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2153チバQ:2011/03/05(土) 18:08:51
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000351103020001
【政党溶解】

(上) 擁立難航し右往左往
2011年03月02日


握手を交わす田辺氏(左)と牧野会長。民主は田辺氏への推薦を見送り、実質自主投票となった=静岡市駿河区

 「想定の範囲内だが、『ついに来たか』という感じだ。熱がどう伝播(でんぱ)していくか、読めない」。河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」が、4月の静岡市長選で海野徹・元参院議員を公認する。こんな知らせが県内を駆け抜けた1日、民主党県議の1人は不安をあらわにした。


 愛知県知事選、名古屋市長選で民主、自民が推す候補を大差で破った減税日本と、古巣の民主党とたもとを分かち、政党から距離を置いてきた海野氏の組み合わせ。既成政党が惨敗した「愛知ショック」が静岡市長選でも再現されるのか、民主や自民の県連関係者は気が気ではない。


    ◆


 「民主党への風当たりが強く、地元の評判が悪い。どうやって選挙戦を戦っていくんですか」。2月11日、浜松市中区の国道沿いにある民主党県連8区総支部事務所。県議選浜松市南区選挙区の民主公認の新顔候補、中川智三郎氏は、支部長の斉藤進衆院議員に詰め寄った。すでに離党する腹は決めていた。


 民主候補として活動を始めたのは昨年末。街を回ると、「こんな状況でよく民主から出たね」と何度も言われた。「逆風」は予想以上だった。


 「政権与党の公認や労働組合の推薦状は、もはや強力な後ろ盾では無い」。出馬表明から約2カ月後の2月15日、中川氏は離党届を提出した。「新顔候補の皆さんには、民主党の看板を下ろしたい人もいると思う」と語る。


 政権与党の新顔候補が、投開票まで2カ月を切った時点で公認辞退。政権交代の熱狂から2年足らずで迎える統一地方選を前に、既成政党が苦しんでいる。


 県議選の擁立作業を巡って、民主党は苦戦続きだ。「県議会の過半数確保」。昨年、県連が「最低目標」として掲げたラインは、今年に入り「第一会派獲得」に引き下げられた。ある関係者は「『地方議員でいいから民主党から出馬したい』と党本部で人材登録した候補者が、菅直人政権への逆風が強まるに連れ、だんだん腰が重くなっていった」と嘆く。


    ◆


 県内の統一地方選で最大の目玉となる静岡市長選では、民主党県連の方針は二転三転した。当初、「何としても独自候補を」と意気込んだ擁立作業は難航を極め、今年1月に結局断念。自民との相乗り批判を「対決構図を地方に持ち込まない」(牧野聖修県連会長)と抑え込み、出馬表明していた元自民県議の田辺氏支援へかじをきった。ところが、2週間足らずの間に、「愛知ショック」で状況が一変した。今度は「政党色を前面に押し出すのは良くない」(牧野会長)と推薦見送りを決め、事実上の自主投票に追い込まれた。


 一方の自民党も、独自候補擁立は結局あきらめ、田辺氏推薦に落ち着いた。しかも、党内から出馬表明した安竹信男市議に対しては、離党勧告までして翻意を促した末、最終的に除名処分を下すなど迷走ぶりを印象づけた。


 県都・静岡市長選でさえ、存在感を示せない既成政党。ある民主県議は「市長選での右往左往を見ると、政党の力が弱まっていると言われても反論できない」ともらす。


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