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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2150チバQ:2011/03/05(土) 14:36:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1291042108306_02/news/20101202-OYT8T00055.htm
多選拒絶 (下)「長老」市議会対策 難航も

金沢市内で街頭演説する「龍馬プロジェクト」メンバーと若手市議(8月29日)  「金沢には人がいないんですか。天下の赤っ恥になりますよ」。告示翌日の22日、金沢市香林坊の街頭で、新人の山野之義(48)の応援に駆けつけた前横浜市長の中田宏が、刺激的な言葉で聴衆に訴えた。相次いだ首長の汚職を教訓に、権力の集中を防ぐ「多選禁止」を掲げる自治体が増える中で、現職の山出保(79)が6選を目指す事を皮肉ったのだ。

 選挙中は、全国の自治体に若手議員を進出させようという「龍馬プロジェクト」メンバーの若手議員らも金沢入りして、「全国の仲間がこの市長選に注目している」と、山野への支持を訴えた。

 山野陣営は「多選を容認する旧態依然の金沢で、市長選に勝つ事が日本の政治を変える『一丁目一番地』になる」と気勢を上げ、「世代交代」という対立軸を明確にした。

 山野を支えた金沢の若手市議4人も、龍馬プロジェクトにかかわっている。9月、市議会に超党派で多選自粛条例案を提出し、ツイッターで議会情報を発信するなど、会派の慣例に縛られることなく精力的に動き回った。その成果なのか、右肩下がりだった市長選の投票率は35・93%と前回より8ポイントアップした。

 「市長が提出した議案は無条件で通す。議員はポストがどうとか、市民から離れた事しか興味がない」。1期目の市議の1人は山出のオール与党体制が市民の市政への関心をそいでいたと感じていた。別の1期目の市議も「長老支配は通用しにくくなる」。市長選の勝利に手応えを感じている。

     ◇

 11月30日、当選証書を受けた山野が、市議会各会派の控室を訪問した。しかし、山出を1期目から支えてきた会派「金沢民主」は面会を拒否。「(山野の)抱負なんて聞きたくもない」。ベテラン市議の1人は、今後は、野党として山野と対峙するつもりのようだ。

 山出を支援した別会派の市議は「市政への取り組みを聞かない事には、対応は決められない」と新市長との距離を測りかねている。

 市長選では「世代交代」を実現した金沢市。だが、市議会は依然、山出を支持したベテラン市議らが多数を占める。来年4月の市議選に向けても、ベテラン市議は「票が取れる人は限られる。市長が替わったからといって、市議ががらっと替わることはない」と冷ややかに見る。

 これまで表に出てこなかった多選批判の声をすくい上げ、新市長となった山野。だが、対決姿勢を崩さない市議らと、どう協調していくのか。初手から難しい議会対応を迫られている。(敬称略)

 (この連載は多可政史が担当しました)

(2010年12月2日 読売新聞)


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