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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2146チバQ:2011/03/05(土) 14:27:13
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000651103020001
【模索する議会】


(5)条例VS定数
2011年03月02日




 早稲田大学マニフェスト研究所(東京都)が昨年末に初公表した「議会改革度調査」。全国1797議会の中で上位100をネット上に公開している。県内トップは19位の新潟市議会。上越市議会(43位)、長岡市議会(64位)、県議会(81位)、新発田市議会(85位)と続く。


 新潟市議会は、議事録や政務調査費の支出をネットで公開したり、議会の審議資料を傍聴中に閲覧できたりといったことが評価されたという。


 その新潟市議会が、「質」の改革か、「量」の改革かを巡って揺れてきた。


 2009年7月、自民系会派出身の志田常佳議長の私的諮問機関として「議会基本条例検討会」が設置された。議会のあるべき姿を条例にし、議会の質を高めようというねらいだ。しかし、同じ自民系会派から「自ら身を削るくらいのものでないと、市民から評価されない」と議員定数削減を求める意見が出た。


 08年制定の「自治基本条例」も議会の役割と責務を定めていて「議会基本条例は必要ない」との声もあがった。


 結局、昨年9月定例会に議員定数削減案が提案されたが否決。4月の市議選は現状のままで実施される。一方の議会基本条例は、開会中の2月定例会で可決される見通し。


 早大マニフェスト研究所の担当者は、まず「議会が何を、どのような目的で、どう活動しているのか」を公開して市民に知ってもらい、「その上で、新潟市にとって適切な議員の質と量がどれだけかを市民が理解し、求めているかが重要だ」という。


 議員らの対立は09年5月の議長選が尾を引いている、との見方がある。過半数を占めていた自民系2会派が議長人事を調整していたが、「今までのように多数派が密室で決めて、それに従えというのはおかしい」と2会派以外の少数会派が反発。自民系2会派が擁立を目指した議員ではなく、志田氏が少数会派の支持を受けて議長になった。


 志田氏は議長就任のあいさつで、議会基本条例制定に意欲を見せたが、反対意見の背景には、志田氏の議長就任をよく思わないことがあるようだという。


 議員になったからにはぜひ経験したいとされるのが議長ポストだ。二元代表制で首長と並ぶ議会の代表としての「名誉」が得られ、報酬も月77万8千円と一般議員より12万5千円高い。重要行事には来賓として招かれ、マスコミへの露出度も高い。


 議長ポストがからんだ対立に、市議の一部や市民からは、「どこを見て、議会活動をしているのか。市民をみていない」との批判もある。


 ある議員は「議員数を確保して身内で調整して決めた要求を押し通そうという古い体質の議員がまだまだ多い」とし「でも、そういう人を選んでいるのは有権者。有権者の意識も変わってもらいたい」と話す。


 篠田昭市長は昨年11月の市長選で掲げたマニフェストに「市議会改革の支援」を盛り込んだ。「議会も努力しているということを市民に知って頂くように支援します」と言うが、どのように支援するかは、具体的にしていない。


 市議の1人は、「なかなか改革を進められないので、議会が(市長から)軽く見られているようだ」とこぼす。「きちんと議会の側から改革を成し遂げなければいけないけど、市議選の後まで持ち越しだ」(藤井裕介)
=おわり


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