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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2142チバQ:2011/03/05(土) 14:25:30
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000651102240001
【模索する議会】


(1)基本条例
2011年02月24日


昨年12月2日夜に行われた議会報告会。説明役の市議6人に対し、参加した市民は2人だけだった=新発田市の御免町小学校

 正面に並ぶ6人の市議。その前に用意された18人分のイスに座った市民は2人だけ。昨年12月2日(木曜)夜、新発田市の中心部にある御免町小学校で開かれた「第2回議会報告会」の光景だ。


 同市は2009年2月、県内で初めて議会基本条例が制定された「先進地」。報告会はこの条例に基づいて実施された。


 12月1、2日に5カ所ずつ計10カ所で開かれた。このうち1カ所では市民14人が参加したが、1カ所は誰も来なかったため、中止となった。他の8カ所は1〜8人。参加した市民は計44人だった。


 昨年5月、週末の午前に開催した最初の報告会の参加者が計130人にとどまったことから、「平日の夜の方が来やすいだろう」と、日程が決められたが、期待外れに終わった。「どうすれば参加者が増えるのだろう」。机やイスを片付ける議員から、嘆きのような声が漏れた。


 議会基本条例の柱のひとつは「市民参加」。それなのに、なぜ相手に思いが届かないのか。この日のやりとりに、その理由の一端をうかがい知ることができた。


 参加者「公営住宅の入居者は高齢者と障害者が多い。熱中症対策をお願いしたい」。


 議員「今日は議会全体の報告会であり、今、ここでどうするとは言えない。市民の生の声として市役所の担当部署に伝えたい」。


 報告会では、9月定例会での決算審議の内容が説明されたが、質疑応答で、参加者から空き店舗対策に関する質問が出ても、議員側から具体的な考え方が示されることはなかった。議員のひとりは閉会後、「これでは役所の考え方を代弁しているだけではないか」と、こぼした。


 市議会は開催前、報告会を「陳情を受け付ける場にしない」と申し合わせ、議員の個人的意見を表明しないことも合意していた。「議員がスタンドプレーに走らないように」との思いが共通認識としてあったことが「抑制的」な運営につながった。


 巖昭夫議長は今後の課題について「会場に来る人は、議会に対して意見を言いたいと思っているはずだ。その声をしっかり聞いて話し合うことで、新たな政策の提案につなげていくようにすべきだ」と語り、「報告会は、議員の質の向上につながる。回を重ねて根気強くやっていくしかない」と話す。


 議会基本条例には、選挙後速やかに、新議会で条例の目的が達成されているかを検討し、必要ならば改正する、との見直し条項が入っている。


 この条例をどう生かしていくか――。4月の統一地方選で予定される新発田市議選の候補者たちに問われる課題だ。(戸松康雄)


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