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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1920チバQ:2010/12/19(日) 21:22:51
>>1520とか
http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201012180153.html
新幹線延伸不透明 民主県連「離党カード」
2010年12月19日

 北陸新幹線の県内延伸が厳しい見通しとなっているのを受けて民主党県連は18日、年末までに新幹線の結論に前進が見られない場合は所属の8人の県議全員が離党も辞さないとした決議を承認した。「離党カード」を政府や党本部に突きつける実力行使に転じたのは、党の支持率が落ち込むなか、来春の統一地方選で惨敗する懸念が県連内に広がっているからだ。

■統一選惨敗懸念、県連が決議

 この日開かれた幹事会では、県議会会派の「民主党・一志会」が17日に政府と党本部にあてにまとめた決議文「地方の課題解決に向けた決意」を承認した。

 そのなかで(1)北陸新幹線について明確な進展を示す(2)環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に慎重に対応する――の2項目を要請。早期に適切な対応が示されない場合は「全員が離党を含む断固たる決意を示す覚悟」と離党の意思も明記した。

 党本部へは岡田克也幹事長に通達済み。これを受けて20日に陳情要請対応本部の枝野幸男本部長が急きょ官邸に出向き、県連の決議を伝える。

 5月に高速増殖原型炉「もんじゅ」が運転再開した際には、閣僚から北陸新幹線の県内延伸に前向きな発言が相次いだ。整備新幹線の未着工区間について馬淵澄夫国土交通相は「優先順位をつけ、年内に結論を出す」と表明しているが、財源問題の壁もあり着工認可は不透明。年末の政府予算案の閣議決定も迫る。

 野田富久・県連幹事長は取材に対し、「新幹線の結論先送りが続くが、国からは着工認可に向けた説明はほとんどない。県民に対し説明責任を果たせない」と話す。離党については「年内に出る結論次第で検討する」と述べた。

 県連会長の松宮勲衆院議員は「決意は重く受け止める。このままだと(民主が惨敗した)茨城県議選と同じ結果になる」と危機感を共有する。党本部副幹事長の糸川正晃衆院議員は「枝野本部長も『特段の配慮』と発言している。鋭意努力する」と話した。

 決議文では菅政権への強い不満も表す。「現在の政権は地方の抱える課題の認識が薄く、極めて強い不満を持っている」と批判。尖閣諸島への外交対応や政治とカネ、法相の失言など次々と問題化する政権運営に対し、ある県連幹部は「このままでは戦えない。統一地方選で民主を名乗りたくない」と打ち明ける。

 小沢一郎元幹事長の国会招致問題で党内が割れるなか、県連内部には「これは倒閣運動だ」と解説する声もある。県連の「離党カード」は、地方の不満が全国で噴き出すきっかけとなる可能性もある。

■見返り要求 知事と重なる

 新幹線を巡る「カード」では、16日に東京で開かれた「もんじゅ関連協議会(3者協議)」で、西川一誠知事が国に対し、新幹線の県内延伸が実現しない場合は原子力政策への協力見直しもあると言及し、公然と「もんじゅカード」を切ったばかりだった。

 原発の見返りに新幹線を求める知事の手法には批判の声も多い。県議全員の離党を引き換えにした県連は、なりふり構わずカードを切った知事の姿と重なる。

 「要望が実現しないなら離党も検討する」。福井県連の手法で都道府県連から要求が党本部に押し寄せれば、党運営の混乱も招きかねない。

 「自己本位の要求ではないか」と記者に問われた野田県連幹事長は「批判を受けることも承知している。ただ、新幹線は政府も『重く受け止める』と発言があった。このままでは信頼関係がなくなり、党には従えない」と述べた。

 新幹線の着工認可がさらに先送りされれば、統一地方選で自民党から「民主党のせいで新幹線がこない」といったネガティブキャンペーン(敵対的選挙運動)を展開されることも想定され、県連としても強硬姿勢を見せておかねばならない計算もある。(足立耕作)


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