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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1738チバQ:2010/10/31(日) 21:08:09
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001010290005
【地方議員って何?】仕事編:4
2010年10月29日

◆海外視察◆


 議員は県外、時には海外にも出かけ、他自治体の取り組みを学びます。多額の経費がかかる海外視察が単なる「観光旅行」にならないよう、議員の姿勢も問われます。


〜*100万円以内で何回も 全国的には凍結の動き*〜


 9月8日の県議会の海外視察等検討会で、今年の視察先として「中国」「中国・台湾」「ヨーロッパ」「香港・マカオ」の4案が議題に上った。「中国本土は上海万博もある」「ヨーロッパを落とし、香港を加えてもう1回募集したらどうや」。出席した県議は口々に意見を述べた。その後、参加希望者を再度募り、10月の「中国」と、11月の「香港・マカオ」の2案に決定。だが「中国」は尖閣諸島問題の影響で中止された。


 同委員会には会派の代表者が参加し、その年の視察先や目的を決める。予算は県議1人につき、任期4年間で100万円。その予算内なら何回でも行けるが、3会派5人以上の参加が必要だ。


 昨年度は県内企業の進出の可能性やそれに必要な施策を学ぼうと、経済成長が著しい東南アジアを訪問、3会派5人が参加した。報告書(63ページ)は県議会図書館で公開しており、県議会ホームページの「最新情報・お知らせ」からも読むことができる。


◇    ◇


 最近4年間の行き先は、5カ所中4カ所をアジアが占める。県内2空港への定期便・チャーター便誘致の下地づくりのためか、視察先には現地の航空会社も多い。県議会の本会議などで海外視察での見聞を元に質問する県議もいるものの、県民生活への直接的な効果は見えにくい。


 昨年度初めて参加し、11月にも香港・マカオに行く沢田貞県議=清風・連帯=は「現地を見ないとわからないことも多い」と海外視察を肯定。一方、この任期中は一度も参加していない福村章県議=自民=は「海外視察は否定しないが、行きたいと思うプログラムがなかった」と話す。


◇    ◇


 全国の地方議会では、財政難から海外視察を凍結する動きも出ている。大阪府議会は、橋下徹知事による「財政非常事態宣言」を受け、2008年7月以降の海外視察を休止。滋賀県も同じ理由で同年度から凍結した。福井、富山両県議会は凍結しているわけではないものの、昨年度は研究調査を目的とした海外視察はなかったという。


 県議会事務局によると、昨年度は14府県が財政難などを理由に海外視察の制度を持ちながら実施しなかった。海外視察の中止を求めている尾西洋子県議=共産=は「財政的に余裕がない中で、1人100万円の予算ありきで行くのはおかしい」と主張。これに対し、作野広昭座長は「海外視察については、来春の県議選後に再度議論することになるだろう」としている。


(井手さゆり)


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