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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1729チバQ:2010/10/29(金) 23:18:20
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101029ddlk15010131000c.html
どれくらい政令市!?:’10新潟市長選/下 「良くなった」実感薄く /新潟
 ◇世界不況で効果限られ ロシア線運休、企業誘致も低迷
 新潟空港(新潟市東区)で27日、南区(旧白根市)産ブドウの検疫に立ち会ったJA新潟みらいの長沢義弘・販売促進課長は「これからという時に残念だ」とつぶやいた。同日午後、ブドウを積んだウラジオストク航空機は、ロシア極東のハバロフスクに向けて離陸した。この便を最後に、同空港初の国際定期路線として73年に就航したハバロフスク線は初めての冬季運休期間に入った。

 同JAが農作物の輸出を始めたのは05年。姉妹都市であるハバロフスクの物産展に、大合併記念として同市がナシを出品したのがきっかけだった。約2時間で空輸できるからこそ実現した。「まさに大合併、政令市効果だった」と長沢さん。

 輸出品目はイチゴ、小玉スイカ、桃と増え、花の需要が高まるロシアの国際婦人デー(3月7日)の前には、チューリップの切り花を出荷した。小売価格は国内の約3倍だが、一定の需要を掘り起こし、売り上げは多い年で500万円に上った。将来性を見込んで輸出拡大を目指していたところだった。

 ウラジオストク線も含めたロシア極東2路線の冬季運休は、中古車輸出の不調でロシア人バイヤーの旅客が減ったうえに、ルーブル安が追い打ちをかけた形だ。2路線とも11年3月下旬には再開の予定という。

    ◇

 「日本海拠点都市」を掲げる新潟市。主要国首脳会議(サミット)労相会合をはじめとする国際会議の誘致、中国総領事館の開設など、政令市の存在感を示す着実な歩みもみられた。だが、世界的不況の影響が影を落とし、その効果はなかなか市民の実感に結びついていない。

 9月3日、市議会全員協議会で3選に向けて出馬表明をした篠田昭市長は、2期目について「政令市発足後まもなくの中越沖地震(による風評被害)や世界同時不況の到来など、全く予期せぬ事態に見舞われ、活性化効果は限定的にとどまらざるをえない状況」と釈明した。

 企業誘致件数も同様だ。03年に2件だったのが、合併が完了する05年には11件に急増し、市内全域で工業団地の売却が進む「政令市効果の前倒し」(篠田市長)があった。ただ、勢いは政令市になった07年を境に途切れ、08年以降は合併地域への誘致はゼロだ。

 合併地域選出の市議は「地元では若者の働く場所が増えることを期待していただけに、市政への評価は厳しい」と語る。数百人規模の雇用を生んでいるのは旧市内に誘致が進むコールセンターだけで、それも非正規雇用が中心だ。

    ◇

 篠田市長は2期目を振り返る報道陣のインタビューに「『合併しても何ひとつ良くならない』と言いたくなる気分は理解しなければいけない」としながらも、「『合併しなかったら、もっと大変だったんじゃないか』というのは、なかなか一般の人は想像できない」と語り、市民の厳しい評価に対する歯がゆさをにじませた。

 政令市になって初めての市長選は31日、告示される。【黒田阿紗子】

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 ■ことば

 ◇市政世論調査
 市政に対する市民の意識や要望を把握するため、新潟市が毎年実施。09年度は無作為に選んだ満20歳以上の4000人を対象に郵送で行い、有効回答率は58・8%。「市として良くなっているもの」の1位を選択する問いでは、ごみ処理29%▽スポーツの振興10・6%▽公共下水道3・4%−−の順に多く、「特にない」は11・3%、無回答は18%だった。


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