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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1726チバQ:2010/10/29(金) 22:41:16
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001010290003
不正経理 連鎖どこまで
2010年10月29日


岐阜市の内部調査委員会がまとめた報告書。一部職員が文書を改ざんしたことなどを認めた




 岐阜市で細江茂光市長の出張費が水増し請求されたことに端を発した不正経理問題は、詐欺容疑などで告発される事態に発展した。市民から「市は自浄能力がない」と断じられたことに、細江市長は「十分な調査をした」と反論している。市は現在、全庁調査中で11月末をめどに各部署から結果を報告させるという。(鷹見正之、広島敦史、青瀬健)
 18日、3人の岐阜市民が岐阜地検に被告発人不詳の告発状を提出した。「市の報告書は信頼できないし、第三者による調査もない」。それが告発に踏み切った理由だった。
 問題の発端は9月の市議会。田中成佳市議(無所属クラブ)が、書類が偽造されて細江市長の出張時の日当が多く払われていると指摘した。
 市は成原嘉彦副市長を委員長とする内部調査委員会で、2005年4月〜今年8月末の市長の公費出張の日当を調べ始めた。一部の秘書課職員による書類改ざんなどを認めたが、調査対象外での不正請求が相次いで発覚した。
 夕食代が会費に含まれるために減額されるはずの宿泊費が満額支給されたことや、委員長の成原副市長の出張費も不正に請求されたことがわかった。これらは内部委の報告書で触れられず、共産党市議団は「内部調査には限界がある」と弁護士ら第三者による調査を求めている。
 08年に会計検査院から約3億円の不正経理を指摘された愛知県は、第三者でつくる外部委員会の指示を受けて調査した。その結果、不正経理の総額は約14億9千万円に膨れ上がった。岐阜市に対しても外部調査を求める意見は少なくない。
 告発状では「内部調査であいまいな点がある」とも強調。「05年4月〜06年11月ごろの東京出張で、細江市長が都内の自宅に宿泊したとうかがわれるが、あえて調査をしていない」と指摘した。
 この件は、06年12月の市議会で堀田信夫市議(共産)が質問したことがある。市長が東京に出張した05年11月21〜22日、ハイヤーの21日の行程表は最後に「自宅」と記されているのに、宿泊費が支給された経緯を聞いた。
 細江市長は「ハイヤー会社の記入ミス。自宅に泊まって宿泊費をいただいたことは一度もない」と答弁した。
 内部調査委は、市長の東京出張も調べたが、本来の対象より1年半遅れの06年12月分から。「記録がないのでわからない」というのが理由だ。東京宿泊の75日のうち58日はホテル泊が確認され、残り17件は不明だという。報告書では「調査継続中」とされた。
 今月26日の定例記者会見で、告発について尋ねられた細江市長は「十分な調査をしたうえでの報告書だと思っているので残念だ」と述べた。
 岐阜市では不正請求のほかにも、運営する競輪場での架空工事が問題になっている。
 昨年2月に正面スタンド2階に間仕切りドアを設置する際は、費用約82万円を工面するため、架空の修理工事2件をでっち上げ、うその支出負担行為書を作成。いずれも、担当課の判断だけで随意契約ができる50万円以下にして業者と契約した。市は、競輪場で07年12月から今年8月に計15件で総額約490万円の架空工事があったと発表した。
 不正請求も架空工事も、市民の税金がずさんに扱われたにもかかわらず、市からのきちんとした説明はない。こうした姿勢への不満が、今回の告発につながったという。


◆支出書類偽造も
 岐阜市では約9年前、前市長が市長選での選挙違反の道義的責任をとって辞職。02年2月の出直し市長選で初当選した細江市長は「透明性の高い市役所を目指す」と語った。「市民に信頼される組織」「職員が公僕意識を持つのは当然だ」。市議会でも、そう答弁している。今回、市民から告発された不祥事にどう向き合うのか。「残念だ」の一言で済ませられるほど、トップの責任は軽くない。


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