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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1700チバQ:2010/10/20(水) 00:28:32
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20101013102158.htm
県議会定数削減の波紋(4完) 識者に聞く
2010/10/13
 現行の定数74を来春の県議選から1増6減の69とする県議会の議員定数条例改正。県議会での議論をどう受け止めたかや今後に残された課題などについて、県内の2人の識者に聞いた。
          ◇

無投票当選減らせ 前山亮吉氏(50) 県立大国際関係学部准教授
 ―今回の条例改正をどうとらえるか。
 「『市町議会が減らしたから県議会も』というのは分かりやすいが、安易な議論だ。市町は合併が進んだが、県は合併していないし、市町と機能が異なる。あくまで県議会とその定数の在り方を議論して決めるべき。今はいかに現状維持するかの観点で定数是正をしている疑いが抜けない」
 ―定数の議論で留意すべき点は。
 「前回の県議選では、無投票当選の議員が全体の3割を超えた。愛知、神奈川県と比べても高い比率。有権者が選択できるよう、なるべく無投票にならない定数、区割りにしていくべき。必要なら合区や分割も考えることが重要だ」
 ―政令市の定数配分が大きな課題だ。
 「政令市と県の議会がどう共存していくか、議論した形跡がない。例えば政令市の議員数を全体の3割程度に抑える、逆に制限しない選択肢もある。どうあるべきかを県議自身が考え、政治判断する必要がある」
 ―国の2大政党化が県議選にも影響している。
 「県議選で問われるべきなのは、川勝県政へのスタンス。国政の対立をあまり県政に持ち込むべきでないと思う。1人区が多くなり、地滑り現象で一方の勢力ばかりが勝ったり、1、2人区ばかりになって少数派の排除につながったりするのは良い状況ではない」

適切な人数確保を 小野寺郷子さん(49) しずおかNPO市民会議代表
 ―県議会定数削減の議論をどうみるか。
 「減らせばいい、というものでもないと感じている。一県民としてみれば、県のやることをチェックし、県民の声を吸い上げて政策に反映させるという県議会の機能がきちんと果たされることが最重要。そのために必要な人数は確保しなければならない」
 ―定数削減に当たり配慮すべきことは。
 「定数減は県民の代弁者が減ることでもある。市町は合併で議員定数が大幅に減って地域の実情が考慮されにくくなった。県レベルでもそうなるかもしれない。2大政党の対立軸が固定化して小さな組織が入り込む余地がなくなり、議員の多様性が失われる懸念もある。そうしたことも念頭に置いた議論と県民への十分な説明が必要だ」
 ―県議、県議会に望むことは。
 「国との関係や県内市町のバランス、他県との連携など県議ならではの視点で活動してほしい。静岡空港開港で内外の交流が活発化する時期でもあり、果たすべき役割は大きい」
 ―県民の県議会に対する関心が低い、との指摘もある。
 「今の県議会は傍聴しても議論が見えにくく、物事が決まる流れが分からない。県民が聞いて納得のいく議論が展開されるようにしてほしい。そうすれば政治に目を向ける県民はもっと増える」


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