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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1652チバQ:2010/10/09(土) 20:54:17
http://www.asahi.com/politics/update/1003/NGY201010020041.html
三重・桑名市議、政調費でパック旅行 世界遺産巡りも(1/2ページ)2010年10月3日5時45分
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中国への海外視察後に提出された「視察研修報告書」。視察概要には「2008年6月19日定例会質問会議録参照」とあるだけだ(画像の一部を修整しました)
 三重県桑名市の市議2人が、中国の世界遺産巡りなど、旅行会社が主催する海外観光のパッケージツアーに参加し、料金は海外視察の名目で政務調査費を充てていたことが、朝日新聞の取材でわかった。報告書はいずれもA4判の紙1枚で、視察内容に触れず、感想だけを記したケースもあった。市議の一人は「海外視察」の目的について「現場に立つこと」と説明している。専門家からは「観光と思われても仕方がない」との指摘がある。

 朝日新聞が、桑名市の全市議について2005〜09年度分の政務調査費に関する資料を市に情報公開請求して明らかになった。

 会派「清流クラブ」の男性市議(52)は07年度から毎年1回、一般向けの団体旅行で世界遺産を訪れ、3回計約41万円を政調費で支払った。

 07年は「悠々釜山・慶州3日間」(料金4万9800円)に参加し、韓国の海印寺などを訪れた。08年は「北京世界遺産づくしの旅5日間」(同9万2750円)で中国の万里の長城などを訪問。09年はポーランドのアウシュビッツ強制収容所や作曲家ショパンゆかりの教会などを巡るツアー(同27万3515円)に参加した。食事を含めてほぼすべて団体行動だった。

 この市議が市議会事務局に提出した報告書はA4判1枚で、「(市議会の)会議録参照」との記載と旅行日程を書いただけだった。会議録の該当部分には、07年の場合、帰国後の一般質問で「桑名市における世界遺産登録推進施策はないのか」と質問。当時の市長公室長は「対象になるものはない」と答弁した。

 市議は朝日新聞の取材に対し、文書で回答。「『世界遺産だから』との理由で訪問したのではない」「(現地で)説明を受けることが主ではなく『現場に立つこと』が目的のすべて」と答えた。

 同じ会派の別の男性市議(62)は08年、団体旅行でカナダのバンクーバーやナイアガラを訪れる8日間のツアーに参加し、料金24万1890円は政調費を充てた。

 調査目的は「自然環境保護と観光事業推進」としていたが、報告書はA4判1枚で、ナイアガラの「雄大さを感じました」、日本人留学生の多さに「食事をはじめとして価格は高くカナダにおいての生活も楽ではないと感じました」と記述。カナダを紹介したインターネットの画面を印字して添付していた。

 市議は「(ツアーが)安いので利用した。庁舎なども視察したので、(観光目的の)旅行ではなかった」と説明している。

 同市の政調費は、月額5万円が支給され、海外視察も認めている。ただ、不適切な支出が相次いだとして、議会事務局は今年5月、「政務調査費の手引」を改定。海外視察は、現地の自治体などの説明を聞かず、単に観光地を視察したり、パンフレットをもらってきたりするだけでは私的な観光旅行と判断するとした。(姫野直行)

     ◇

 政調費問題に詳しい明治大学公共政策大学院の広瀬和彦講師は「視察なら、現地の行政官らに詳しい説明を求めるはずだ。桑名市議のケースは一種の観光旅行と思われても仕方がない」と指摘する。

 広瀬氏は、仙台市議が政調費を使い、ナゴヤドームで野球観戦した視察などを違法として、市に返還を求めるよう命じた07年の仙台高裁判決に触れ、「視察結果を報告書として保存し、誰に何を聴取したのかを明らかにするなど、海外視察の要件を示すことが必要だ」と話した。


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