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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1647チバQ:2010/10/09(土) 20:45:09
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101007ddlk22010165000c.html
県議政調費:「領収書、黒塗りなしで」 県監査委員要請に議会事務局困惑 /静岡
 ◇「すぐに答え出せない」 議会の内規変更必要
 県議の政治資金収支報告書をめぐり、県監査委員と県議会事務局の主張がすれ違いの状態になっている。論点は年間約4億円を県議(現在70人)に交付している「政務調査費」の扱い。個人名などが分からないように黒塗りして領収書を公開しているが、内容をチェックする県監査委員は「黒塗りする前の領収書を提出できないか」と、議会事務局に検討を要請。県議会との板挟みになった格好の議会事務局は「答えを出すには時間がかかる」と困惑している。【平林由梨】

 「監査委員が内容を随時、確認できるよう領収書の写しはマスキング(黒塗り)なしの状態で提出されるべきだと思います」

 行政運営をチェックする県監査委員は先月17日、09年度分の定期監査の結果をまとめた。文書には県議の政務調査費の領収書についてこう記した。個人名などを黒塗りしていない状態で提出できないか、議会事務局に検討を促し、3カ月以内に結果を報告するよう求めた。

 収支報告書を県民に公開するにあたって、県は情報公開条例で支払先などが個人名の場合、個人情報保護の観点から黒く塗りつぶすことを決めている。県監査委員が迫ったのは、公開に先立つ監査の際には、黒塗りしていない領収書の提出を受けられないか、との問題提起だった。

 監査委員は毎年1回、収支報告書の中から一部を抽出し、支出などの内容を点検しているが、県監査課によると、黒塗りされた部分については議会事務局に問い合わせながら適否を判断した。

 一方、議会事務局には戸惑いが広がっている。県議会が作った内規(運用指針)は、条例で非開示情報となっている個人情報などを領収書に記載している場合、「県議会の各会派がマスキングのうえ、提出する」と定めているからだ。

 このため、議会事務局は「黒塗りせずに監査委員に提出するなら、指針を変えなくてはならない」と主張する。指針を決めたのは県議会で、黒塗り自体も各会派の職員が行っており、これを改めるかどうかは、議会事務局ではなく、県議会サイドの判断になるという理屈だ。

 「全国市民オンブズマン連絡会議」(名古屋市)が各都道府県と政令市を対象に実施したアンケートによると、監査にあたって議会の各会派が領収書の一部を黒塗りして議会事務局に提出しているのは大阪府や福岡県、横浜市など一部にとどまるという。

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 ■ことば

 ◇政務調査費
 議員報酬とは別に、政策立案のための調査費として自治体の予算から支出される。使途や額は自治体ごとに条例で定める。静岡県は県議1人あたり月45万円。09年度は総額3億9465万円を交付し、88%にあたる3億4724万3780円が使われた。県議会は07年、公開のあり方について運用指針を策定。08年4月以降、1円以上の経費について領収書の写しを添付するよう義務づけ、公開している。


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